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みなさんはご自身の「父親」に対するどんなイメージをお持ちでしょうか?

子どもの頃の記憶は、誰しもが「あいまいと鮮明がごちゃまぜ」になると思います。それでいて、影響は大きく受けるものであると感じます。

優しい・怖い・自分勝手・責任感の塊・一家の大黒柱・尊敬など色々な感情をお持ちであると思います。

私の父は「仕事に対しての誇り」を誰よりも持っている人だとは子どもの頃から思っていました。
それは態度にも現れており、
不平不満を他人様の前ではもちろん、家族の前でも語る人ではなかった。
「毎日仕事の人」

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たまに趣味の映画を観ながら、疲れて家のソファーで寝ている。そんな父の姿しか見たことがありませんでした。

これが僕にとっては「父の当たり前の姿であり、そして自分自身の仕事について詳しく家族に語ることは一度もありませんでした」
※母は聞いていたのかもしれないが、子どもとしては父親から仕事の話は聞いたことがない。

普通親の仕事の話、内容、実際の行動を見たり聞いたりして「自分もその仕事に就こう」と考える人は多いと思うが、僕にはそれがない。

不平不満を言わず、24時間の仕事を文句ひとつ言わない姿しか見ていない。「僕は家での父しか見たことがないのだ」

最近人に「親からどんな帝王学を学んだのですか?」と聞かれるが、正直そんなことを父から学んだ記憶はない。

繰り返しますが、私は文句を言わず、毎日仕事に行く父の姿しか知らない。
仕事をしている姿は知らない。と言いますか、記憶にない。

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