Funs From Finland (ホンギストたかこ)

北欧と日本の暮らしを比較しつつ、気になったことを投稿。フィンランドの楽しいアレコレも。…

Funs From Finland (ホンギストたかこ)

北欧と日本の暮らしを比較しつつ、気になったことを投稿。フィンランドの楽しいアレコレも。/わたしについて...311以降、心境の変化とご縁があって海外移住。長年のライター業(主に広告媒体)をリモートにて黙々と継続中。

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今日のムーミンマグ

    • 今日のムーミンマグ:花畑のフィリヨンカ

      • 洗う、という魔法。

        洗っても洗っても手が汚れている気がしてずっと手を洗ってしまう潔癖症もしくは強迫性障害。 それとは程遠く、外出後の手洗いを忘れてそのまま物をつかんで食べることも少なくない私だが、時々、汚れたものに触ってしまった時や、ふと「そういえばお金って汚いよねぇ」と思い出した時は、急に手をよく洗ったりもする。 さらに言うと、手に関してよりも喉、つまり「風邪などの菌が口から侵入したのでは」という恐れの方が生じやすくて、公共の場所などで近くの誰かが咳やくしゃみをしているのに気が付くと、その

        • 今日のムーミンマグ: ミィの雪すべり

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          今日のムーミンマグ:モランとランプ

          今日のムーミンマグ:モランとランプ

          はじめまして。

          こんにちは。このnoteを訪れてくださり、ありがとうございます。 貴重なお時間をいただきすぎるのは気がひけるので、サクッと簡単に自己紹介させていただきます。 フィンランドに住んでおり、現在は日本にいた頃からのライター業を続けています。311の後くらいから心理的にも体調にもシンドイほどの大きな変化があり、またフィンランド人夫との出会いもあり、移住にいたりました。 もともと北欧好きであったとか、海外志向があったわけではありませんが、子どもの頃は英語が大好きで、16歳の頃、イ

          ライティングについてのショートエッセイ +作品の一例をちょっとだけご紹介させていただきます。

          広告媒体を中心としたライティングの仕事を長年していると、クライアントによって様々な依頼や進行の仕方を経験する。そんな中で特にこの仕事ならではのスリルと醍醐味を感じる瞬間がある。それは、伝えるべきコアな内容と大まかな方向性は定まっていつつ、「とりあえず自由に書いてみてください」と仕事をつながれた時だ。 大抵は打ち合わせでなるべく細かく意思をすり合わせて、事前に構成・骨子を確認して...と、お互いがゴールが見えた上で、クライアントの意向を形にするように書きすすめるので、調べもの

          ライティングについてのショートエッセイ +作品の一例をちょっとだけご紹介させていただきます。

          ウイスキーを飲んでスコットランドの土地を手に入れよう(=土地を守ろう)

          夫が好きなウイスキー、ラフロイグ。 お酒全般の美味しさがあまりわからない私の感想は「癖がスゴイ」。キャンプファイヤーの煙の匂いというか、要するに、燻製そのもの。だけど不思議と「まずい」とは感じなくて、蔵人の誇りさが伝わってくるような力強さで、好きな人は好きであろうことも想像できる。 夫は日ごろから燻製の匂いが大好きで、キャンプに行っても薪をくべた焚火で自分のジャケットを炙り、煙の匂いを染み付けるくらいなので、この“きっつい”ウイスキーが好きなのも納得。 私はチビチビとし

          ウイスキーを飲んでスコットランドの土地を手に入れよう(=土地を守ろう)

          手作りパイにはまる。

          砂時計が無性にほしくて

          ネットを何とはなしにダラダラと見ていた時に、なぜか急に、砂時計が欲しくなった。というより、正確にはもう10年以上も前に欲しいと思っていたある特定の砂時計をふと思い出したのだった。 これ↓ Living World 太陽の光の砂時計 ↑気になって早速ネットで調べてみると、やっぱり素敵。 「あぁいいなぁ・・・リビングで砂がサラサラと落ちるのを眺めたら、忙しい気持ちも落ち着きそう。」 いったん「砂時計のある暮らし」を想像してしまった時点で、もう購入へのステップは踏み出され

          何度見ても飽きない、石の本。

          子ども時代、10代、20代と本が好きだった。それが30歳くらいから、なぜかあまり読めなくなった。 集中力か興味が薄れたのか、特に小説など物語になると話が入ってこない。 昔は現実よりもむしろ本の中に現実味を感じていたのに、今では、現実しか現実はなくて(笑)本の中の世界は絵空事のように感じてしまう。 ドラえもんよ、「現実味」を味わいながら読書体験ができるようになる「現実味キャンディー」を私にください! かつて読んで読み慣れていた漱石や、ドストエフスキーの世界へなら、調子が

          何度見ても飽きない、石の本。

          光を浴びて時間が流れ出す。SEIKOソーラーウオッチ

          海外移住を決めた後、いっしょに連れて行く時計を買った。 海外メーカーのものも見て色々迷ったけれど、最後は日本製を身に着けたいという思いから、セイコーに決めた。 こう見えてもソーラータイプなので電池交換いらず。 太陽の光に当てることで時間が流れ出す、というのも生き物みたいでいい。 しばらく暗いところに置いていたりすると、針(時間)が止まっていて、植物に水やりを忘れた時と似たような切ない気持ちになりながら、陽のさす窓辺に時計を置く。 黒い革のベルトの美しいツヤにも惹かれて

          光を浴びて時間が流れ出す。SEIKOソーラーウオッチ

          ARABIA 花瓶 Harlekiin

          義理の母からいただいたアラビアの花瓶。 Harlekiinというシリーズの花器。 デザイナーはKaarina Aho(1925-1990※出典Wikipedia)。 バックスタンプが消えかけているため、残念ながら製造年は不明。 一輪挿しとして使うと花瓶の方が主役になりそうなので、 うちではチューリップなどボリュームのある花を飾るようにしている。 単純なダイヤ柄だけど、凹凸がありユニークな風合いを生み出している。 日本だと驚くような高い値段がついていることもあるアラ

          ARABIA バックスタンプから探る歴史

          フィンランドと言えば、ARABIAが有名ですが、小さなセカンドハンドショップでも、必ずと言っていいほど、ヴィンテージに属すると言っていいような品が売られています。それだけ、昔から普段の生活に取り入れられ、普及しているということだと思います。 日本で高く売り買いされているような超人気シリーズや希少なシリーズを見つけるのは簡単ではないですが、シリーズを問わなければ状態が良いものは割とすぐに見つかります。 写真は私がこちらに来て初めて買ったアラビアのコーヒーカップセットの一

          ARABIA バックスタンプから探る歴史

          ヨーロッパ好きな方、将来移住を考えている方、日本の暮らしを見つめなおしたい方へ。海外在住の邦人によるオムニバスブログが発足。

          タイトルの通りですが、2019年秋から、海外在住の複数の日本人メンバーによるオムニバスブログが立ち上がり、わたくしも参加しております。 2019年12月2日現在で、オーストリア、ドイツ、イギリス、そしてフィンランドから有志が交代で記事を更新しています! 各国の福祉制度、経済、教育、文化全般、メディアの体質、海外で流れている日本に関する報道、移民としての暮らし方など、幅広い話題がアップされているので、特に欧州の文化に興味がある方、また将来移住を考えている方などにもおすすめで

          ヨーロッパ好きな方、将来移住を考えている方、日本の暮らしを見つめなおしたい方へ。海外在住の邦人によるオムニバスブログが発足。

          子宮頸がん予防ワクチン フィンランドの接種率などについて

          基礎情報世界では通常、HPV(ヒトパピローマウイルス)ワクチンと呼ばれるこのワクチン。 はじめから政治的態度で臨むのではなくて、基本情報を押さえた上でものを考えなければ意味がないので、改めて調べてみた。 日本の厚生労働省のサイトから要点を抜粋 ↓ ●HPVはごくありふれたウイルスで、性行為の経験がある女性のうち50%~80%は、生涯で一度はHPVの感染機会があると推計されています。 ↑※ちなみに数値の出典は海外での調査研究による推計。こうした推計が、どれほど日本人に当

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