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ヘパリン初期の1か月は注射VSつわり 今度こそ赤ちゃんを死なせたくない

不育症の治療でヘパリン自己注射を1日2回打っています。今回はヘパリン開始から1か月間のことを振り返ります。

最初の1か月はつわりが始まって(重くて)、注射を刺している途中で胃液が上がってきたり、刺してる途中で吐いたりすることもありましたが、今思えば泣き言を言わずによく耐えていました。

私はこれが3回目の妊娠です。
過去2回の妊娠で2回とも死産しているので、着床直後は喜びどころかトラウマで精神的に最悪だったし、つわりも大変だった‥。この時期はまだヘパリンに悩める状況ではなく、必死。
着床して立ち位置が変わるとヘパリンがきついなんて贅沢な悩みだからと配慮している部分もありました。

① ヘパリン最初の1か月を振り返って

初期は不妊治療クリニックと不育症クリニックの二股で忙しい。人によるとは思いますが、両方に通う週もあって、通院が大変でした。(都内だったらKLCと竹下の二股が通いやすそう)

つわりで移動中に吐きそうになったり、注射を刺しながら吐いたり‥。程度の差はあっても皆さんそういう時期なのかと思われます。

今度こそ赤ちゃんを死なせたくない」という希望を抱いてスタートしたヘパリン自己注射。体外受精で(採卵5回)自己注射をこなしてきた甲斐もあって?1週間でコツをつかみ、「オビドレルやってきてよかった!」とか言っていました。(が、注射は元々大嫌いだから後に苦しむ)

この時期、早くも「もう刺す場所がない」という課題はありました。(刺す場所はもっともっとなくなっていくのに笑)

正直、自己注射以上に初期は妊娠へのトラウマ、流産の恐怖が強烈でした。怖くて泣いて、娘のときにヘパリンを打っていたらと後悔して泣いて、完全に鬱。ヘパリンを頑張ってもどうなるか分からない時期とあって(異常胚の初期流産は防げないから)、生きた心地がしなかったです。

② 2〜4回目の通院(杉WC)

留意点

・毎回検尿を提出する(帰りに次回分を渡される)
・通院前にヘパリン・アスピリンの有高を確認してきて申告する

毎回の流れ・時間

体重・血圧測定(この際、助産師さんに ①医療廃棄物を返却する ②ヘパリン・アスピリンの有高を聞かれる ③出血やつわりの状態を聞かれる)→診察(杉先生が心拍確認・心音確認、次回の予約)→採血2本→会計

時間 20〜30分

補足

冬の内診台はお尻の下が温かい。杉WCは泣いたら秒でティッシュが出てくるし、ホスピタリティが格別です。

杉WCのエコーは高画質で鮮明に見えます。私が通った医療機関の中では一番、胎嚢や心拍がよく見えました。
例えば、不妊治療クリニックの翌日に杉WCに通院した週がありましたが(6週)、1日でCRL(胎児の頭殿長)が2倍大きくなっていて。それはないだろうから杉WCで正確な値が確認できたのだと解釈しました。
エコーがよく見えるのは心臓が動いていれば嬉しいことですが、何かあったら、自分が見てもすぐに分かりそうで最初から恐怖でした。

③ 2〜4回目の会計

通院2回目(6w4d)

∟ 会計  27,030円
ヘパリン復習
…1週間自己注射した手際を助産師さんに見てもらう
∟ 診察
・杉先生「心拍 OK!心音 OK!問題なし」
・茶オリがあることを伝えると「安静にしてください」とのこと

助産師さんのアドバイス
・「アザになるものなのでアザになっても受け止めてください
・「アザが硬くなってシコリになると治りにくいから、アザから4〜5センチ離して打ってください

(いつどのように相談してもこの返し)

通院3回目(7w4d)

∟ 会計  26,560円
∟診察
・杉先生「心拍 OK!心音 OK!」
・ここまで順調に大きくなっている
・出血が止まってきたのは「いい傾向」とのこと

通院4回目(8w3d)

9週までにヘパリンの副作用がなければ次回は1か月後の通院
∟ 会計  41,410円
※ヘパリン1か月分の料金になった

私はヘパリン自費組ですが、ヘパリン瓶がひとつ2200円、注射が220円です。針の種類が違うと値段に差があるのかもしれません。

④1か月(60回)の注射で感じたこと

(当時のメモより)
・朝ヘパリンがあるから何曜日でも寝坊できない
・夜ヘパリンは入浴時間との兼ね合いに注意
・便から吸う作業は慣れるまで難しい
・目盛10まで微調整する作業が難しい
・上部に少しだけなら気泡があってもいいらしい
・アザになるって途中で分かっても引き返せないアザガチャという印象
・エストラーナテープがなくなれば皮膚面積が増えそう
→9週まで不妊治療クリニックに通っていて、ウトロとテープを続けていた時期。テープが無くなっても、刺す場所はないわけですが‥

最初の1か月間は主にお腹に打ちました。目視しやすく、位置的に刺しやすく、他に比べて出血しにくいので、お腹で慣れるのが良いかと思います。ヘパリンのことで助産師さんに相談する度、腹に刺すようにごり押しされます。

以上です。
ヘパリン2か月間の記録に続きます。

これは1週間の記録↓

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