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マンション管理士試験にいつも1点か2点足りないけど、どうしたらいいの

 私が管理業務主任者試験・マンション管理士試験に独学で合格したときの経験から対策方法や勉強方法の記事を書いています。

 今回は、再受験向けのお話になります。
 いつも1点か2点足りないけど、どうしたらいいのか。 
 テキストと過去問をきちんと3回くらいまわせば、そのレベルにはいけます。
 なので、それ全然惜しくないんです。

 まずは、見たくもないかもしれませんが、実際に受験した直前3年分の本試験の問題を引っ張り出しましょう。受験回数がそれ以下ならマンション管理センターのホームページから年度別の試験問題を焼いて解いて答え合わせしましょう。
 3年分というのは、直前3年分の問題からの焼き直しが多いからです。
 準備ができましたら、以下の分析をしていきましょう。


■判断基準
 間違えた問題について、肢のどの箇所で判断して正誤を誤ったか
 ↓
①間違えた原因が、
a.知識不足なのか(f)、
b.知識が曖昧で勘違いしたのか(a)、
c.問題形式に対応できなかったのか(k)、
d.時間不足だったか(j )
e.その他
原因別の記号(ご自身の好きな記号を割り当ててもよいです)を集計してください。
 ↓
②時間があれば、使っているテキストに掲載されている知識かどうか、なぜかテキストにない知識(肢)を選んでしまっていないか(例外あり)などもテキストに戻り調べてみてください。

 これをやることにより、何ができれば正解できるようになるかがわかります。


■それぞれの対応策
①a知識不足→②テキストにない
 これは難問の部類なので、満点を取らせない調整問題だと思われます。
 一応出題されていると過去問になりましたので、さらっとみてはおきましょう。

①a知識不足→②テキストにある
 テキストの読み込みが足りないということになります。
 この原因が多いと、そもそもマンション管理士試験を受験するには知識が足りていないということになります。
 テキストでインプットをやってください。1冊目はテキストをマーカーや書き込みで汚すくらいでいいと思いますので(汚したくない方はふせんなどで区分してください)、過去問の解説のゴシック体(テクニカルターム)をテキストの方にもマークしてください。マーカーは、独自判断で引かず、プロが作成した過去問解説のとおりにマークした方がよいです。初学者のうちはなんでも線を引きまくるからです。
 そうすると、試験で頻出の範囲にマーカーや書き込みのあるテキストになります。まずは読み込んで不足している知識を増やしてください。

①b知識が曖昧で勘違い
 知識の精度が低いです。
 例えば、
 白亜化・白華現象、中心線・内側線などの入れ替え、
 議決要件や建築設備の数字
などで間違えることが多い場合です。
 テキストに記載されている論点の付近に混合しやすい知識もふせんをはるなどして対策してください。
 何回やっても間違えるなら、携帯電話のメモや単語カードなどご自身の覚えやすいやり方で何回も見てください。
 暗記から逃げないでください。

①c問題形式
 個数問題、図形式、計算問題など変わった問題に焦ってしまった。
 個数問題はだいたい6〜8問出題されています。
 個数問題でもすべての肢が基礎中の基礎で構成されて(単純正誤問題だと問題にもならない)、落とせない個数問題もあります。
 例えば、令和4年の1問目は共用部分の定義文をパーツ分けしただけです。
 形式が変わった問題は、過去問解説を少し時間をかけてでもていねいに理解重視で読んでみてください。過去問演習のページ数が進まなくてさらっと読み流していることが多いです。
 令和3年の1問目のタウンハウスの図形式の問題は、明らかに1問目から動揺を狙った問題ですが、平成18年の過去問の焼き直しですので、過去問を古く演習することも有益です。

①d時間不足
 本試験で1問に使える時間は、1問あたり2分20秒くらいになります。
 現場で緊張してどうしてもダメなら日頃から時間をはかって解きましょう。

②なぜかテキストにない知識(肢)を選んだ
 知識の精度が低いです。
 間違いの理由が説明できないときに魅惑的な肢が混ざっているとつい手を出したくなります。
 例えば、
 「Cは、Aに対して、委任事務処理上の金員引渡請求権に基づき、AがBらから受領した専用使用権の分譲代金の引渡しを請求することができる」という肢、
 「委任事務処理上の金員引渡請求権?、なんかできそうだな」として不正解。
 4肢のうち3肢は過去問から確実に判断できて、残る1肢が知らない知識だけど解答として選ぶ場合は、例外的に、理由がわからなくても選ぶことになります。
 実は、マンション管理士試験では、4肢のうち3肢は過去問から出題し、1肢は新規問題を出すという問題のつくりが多いので、過去問知識の精度を上げてください。
 暗記からも逃げないでください。


 これをやるとかなり成績が上がりましたよ。合格点+2点を目指して勉強していきましょう。

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