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夏の盛りは過ぎたけれど、油断禁物!!!

今日は、雨の予報もあった。朝、布団を干せるだけの日差しはあったけれど、昼過ぎになって、雨雲が湧いてきて、しかも、空一面に広がった。それで、慌てて、布団を取り込んだのだけれど、雨は降らず、湿度だけがむやみに高くなった。

日差しが少ない分、気温はそれほど上がらなかったようで、私は日中エアコンをつけなかった。汗は相当にかいたし、水分を少し控えると気持ち悪くなった。それでも、危険を感じる暑さではなかったのだ、私には(水分補給はしましたよ、もちろん)。

そこで、今日はオカメ軍団のシャワーディにすることにした。

エアコンを使っているときは、世話を待つ子たちに冷気が当たってしまう危険もあるし、水に濡れた身体がエアコンの風で冷やされて、風邪をひかせる危険性もあるので、出来ない。鳥さんは、飛ぶという身体の構造上、骨がスカスカになっている。彼らが風邪をひいて、それが重症化すると、風邪の菌が骨の中にまで侵入して、全身を病ませる事態になる。まさに彼らにとって「風邪は万病のもと」なのだ。

ただ、エアコンを一日中使っているわけではないし、彼らは体温が高いので、今年の暑さは相当に堪えている。シャワー用の霧吹き(ペットボトルに、¥100均で売っている、スプレーヘッドをつけたもの)を見せると、大喜びする子が半分くらいいる。暑くて水浴びしたいと思っても、出来ない子もいたりする。オカメさんたちの水入れは小さいから、彼らの身体は入らない。それでも、ちょっと水にぬれれば満足、という子もいる。ほかの子が受けている水のおこぼれをもらえれば充分、という子もいる。18羽いる我が家のオカメインコたちは、水浴び一つとっても、個性があって、面白い。

オカメ軍団には、高齢の子も少なくない。今数えたら、18羽のうち半分は20歳を越えている。20歳過ぎても元気な子が多いのが幸いなのだけれど、2羽、寒暖差に敏感な子がいる。体質もあるけれど、エアコンの冷気が苦手で、むしろ、湿度が高くて30度くらいの気温が快適らしい。一方で、先月熱中症で危うく逝きかけた子もいて(この子は、まだ20歳に届きません)、本当にこの夏は調整に苦労したものだ(まだ、それは当分続きそうですが)。

エアコンを使ってないので、窓は全開。シャワーが好きな子に、どんどん水を掛けてゆく。気持ちよさそうに羽を広げて、水を受ける子。全身で水を受けて、しっかり濡れようとする子。本人から「もう、要らない」というサインが出るまで、どんどんかけてゆく。1羽で500ccの水を受ける子もいれば、半分もしたら「もう、良いよ」という子もいる。エアコンを使うようになってから、シャワータイムは激減しているので、好きな子が断ることはまずない。オカメさんたちに水を掛けていると、私まで気持ちよくなってくるから不思議である。大汗かいているんですけれどね。

シャワーはNGという子も、濡れた子がいると涼しさを感じるのか、ちょっとご機嫌になったりする。群れとしての気分なのかもしれない。

ただ・・・・。オカメさんたちは、これでよかったのだけれど。暑いから当然”ピッ! する”(エアコンを使うということを意味します。スイッチ入れると、ピッ! と鳴りますしね)ものと期待していたらしい、ズアカハネナガインコのハナ。彼女はこの夏、完全に暑さ負けして、食欲を落とし、やせてしまった。コミドリコンゴウインコのピポナに負けない食欲の持ち主だったのに、夏バテして元気がない。その彼女が、湿度の高さに参ったらしくて、夕方よろよろして外に出る元気もなくしてしまった。しかも、相方が用事があって、帰宅が遅れたので、余計元気がなくなったようだ。

ただ、暑さ負けもあるようだけれど、どうも、エアコンを使う時とそうでないときとの寒暖差にも参っているらしい。相方が焼き芋を買ってきてくれたのだけれど、暖かいものを喜んで食べていた。蜜芋なので、甘かったし。

どうやら、夏の盛りはようやく終わりに向かっているけれど、その分、これから日中と朝晩の寒暖差が大きくなるようだ。今年の夏の厳しさを乗り切った疲れが、出てくるようになる。それは人も鳥も植物も同じこと。先日、オカメさんの体重を測ってみたのだけれど、熱中症でダメージを食らった子は、20グラム近くやせてしまっていた。たいていの子は、太っていたりしたんですが。引き続き油断禁物のようであります。

書いているうちに日付をまたいでしまいました。今、やっと、雨が降っています。湿度が高いので、涼しさ感じませんが。

皆様も、どうぞくれぐれもご自愛くださいませm(__)m💕💛

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