ワールド・オブ・ウィナーズ~香港、フェイフェイ聖地巡礼への道~4(香港到着1日目)

11/10

久しぶり! フェイフェイの故郷である香港行ってきたよ!
3泊4日の旅路を記していこうと思う。
初めての海外旅行へっぽこ道中記だ!
初日は関西国際空港へ。適当に行けば間に合うやろと思ったら、搭乗手続き1分前にギリギリ滑り込み。
危ない、空港はフライト3時間前に着くくらいで行く腹積もりがちょうどいいと思う。
あとオンラインチェックイン。あれは便利だった。あれが無かったら間に合わなかった。
なんとか飛行機に乗り込む。後で気づいたけれど窓側の席取ったはずが間違えて通路側に座ってた。まあいいや高所怖いし。
フライトは3時間半だったのだが、ここに時差という罠が潜んでいた。
日本と香港の時差は-1時間。実際は4時間半のフライトだったのだ。
そして飛行機内にUSBかプラグくらいあるやろと思っていたら香港エクスプレスは一切なし。映画とか見れないし、暇つぶしの道具を用意していくべきだった。今回は行きと帰りでこのnoteの草稿書いて事なきをゲット。

4時間半後、香港に無事到着。現地は17時50分。
タラップから連絡通路へ。あ、ちょっと磯の香りがする。海近いもんね。
そして入境審査(香港は国ではないので)の為、空港内を走る電車に――

さ、寒い!! 冷房が効きまくっている!

これは最終日まで悩まされるのだけど、香港は基本冷房が24時間常にフル稼働している。しかも設定が強い。
入境審査はネットで調べてそれっぽく記入。住所を日本式で書いてしまったけれど、すんなり通れた。すごいぞ日本のパスポート。
到着ロビーで、事前に購入しておいたオクトパスカードを受け取る。

オクトパストラベラー

先に進むとすぐ両替屋を発見。香港のお金に引き換える。
日本のお金は日本銀行券だけど、香港のお金は3つの銀行から発券されているし、年代によって絵柄が変わるので色々あって面白い。

同じ100HKD札でもこんな感じ

オクトパスカードのチャージ場所がわからず、とりあえず最初から入ってる50HKDを使って移動。もう夜だしホテルの近くまで行っておきたい。
iPhoneで行き方を調べるとGreen minibussと出る。あー、あの自分で降りる所申告するタイプのやつか……?
いきなりは厳しいな、ここはタクシーにしよう。
香港でタクシーは活動エリア別で色分けされている、赤は基本どこでもいける(その分ちょっと高い)ので迷ったら赤を選ぼう。
運転手さんにiPhoneの画面を見せて「ここ」と示したら回り道もせずちゃんと行ってくれた。
初日に泊まったのはpanda hotelという三つ星ホテル。
下はパンダプレイスというショッピングモールになっていて、色々な飲食店が入っている。

他にも丸亀正麺も入ってたよ

ビアードパパや元気寿司など日本の飲食店がいっぱい。
でも香港に来たからには香港の料理を食べなくちゃね?
そこで鍋貼餃子(焼き餃子)の写真が美味しそうな八方雲集へ。
果たしてうまく注文できるのか?
餃子の王将みたいにイーガーコーテーで通じればいいんだけど。

記入式だった

紙があればなんとかなる! 辛いやつには唐辛子マークもあるし。
そして選んだのは―――

招牌鍋貼餃子


韮菜水餃子

このハーフ&ハーフセット!
鍋貼の方はいつものあの味、餃子だ!

挽肉などなく、とにかく韮

韮菜水餃子は本当に韮と野菜だけが詰まっている。
韮がガツンときて、日本では味わったことがない味。
鼻にツンとくるし、慣れるまで大変そう。
あとドリンクで豆漿を頼んでみた。出てきたのは豆乳でした。

そして後で気づく。

ここ台湾のチェーン店だわ

香港料理を食べるはずが、なぜか台湾料理を食べていた!
違いが、わからなかった!! 無念!!!

気を取り直してコンビニへ。
香港では水道水飲めないので、ホテルで飲む分のドリンクを買いたかった。それにまだお腹空いてたし(この日は緊張と空港ギリギリだったりとで朝パン1個しか食べてなかった)。
コンビニでは緑茶を買ってみる。香港の緑茶も砂糖が入っているのか確かめたかった(入ってた)
あとおにぎりとか軽食は売ってない。フェイフェイが売ってると言ってたおでんは当然ない。
ポテチとかスナックはあったので、それを買ってみる。店員さんはやる気ない。これが外国の接客と嬉しくなる。
次、地下のイオンへ。日本でも地元ローカルのスーパーで特徴的な食材が好きなので、色々覗いてみる。

おでん発見! 素鴨も気になるね。おじいちゃんの原宿。

街中でも結構日本語を見かける。日本の商品をそのまま売っていたりするからだろう。出前一丁となんかのコラボバスとか走ってたし。

魚も凄いインパクト。三文魚って何かわかる?
サーモンだよ

夜食を買い足して、支払いへ。ここでセルフレジに挑戦してしまったことが、悪夢の始まりだった……。
レジに通す時点でバーコードを間違える。店員のおばちゃんが場所を教えてくれる。
そして支払いをしようとする。現金不可。セルフレジは現金不可!?
おばちゃんがオクトパスっていうからオクトパスカードを出す。
でもまだオクトパスカード、チャージできてなくて……
金額が足りないとエラーが出る。天を仰ぐおばちゃん。ごめん、知ってた。50ドルじゃ75ドルは払えないよ。
100ドルチャージOKと聞いてくるので、100ドルとオクトパスカードを渡すと別のカウンターでチャージしてきてくれた。
しかも「チョップスティック1?」と割りばしまで(実は日本から持ち込んでいたけど)
英語も広東語もできない外国人相手にこのホスピタリティ……香港のイオンのおばちゃんがこんなに優しいなんて……。
感謝しながら上階のパンダホテルへ。
まずホテルの受付の仕方がわからない。リザーブ、チェックインあたりの英単語でなんとかするも、何言ってるかわからない。
パスポート、と言ってることに気づく。タスポって聞こえてタバコなんて吸わねえとか思ってた。
そうか、パスポートを渡して、あとは住所と電話番号とサインで日本のホテルと同じ感じね。

通された部屋は22階。左の方にもっと高いビルが沢山あった。

香港は高層ビルがほんとすごい、夜景もそりゃあ綺麗だわ。
駅降りてタクシーの窓から見た香港市街地の夜景、声出ちゃったもん。

宴の始まりだ!

イオンで買ってきた総菜で、普段は飲まない酒を飲む!
手前の黄色いのは楊貴鶏。あの楊貴妃が愛したと言われる料理で、ネギソースをかけて召し上がる。
このソースがとにかくうまい! 皮の柔らかい部分も非常においしい!
中の肉は普通なんだけど、ソースのうまさが全てを帳消しにしている。

一瞬骨化と思うほどのパリパリ具合

焼腩仔は豚をカリカリになるまで揚げている。
これも味付けが濃くてお酒が進む。うまい、うまいよ!
奥の磯部揚げみたいな餅海苔甘醤油タレみたいなやつもクソうまかった。
最高の気分になりながらテレビをつける。
香港のテレビは香港電台という公共放送(NHK的なやつ)が4チャンネルあり、
1つはニュース、1つはドラマ、1つはドキュメンタリー、1つはニュース……のようにジャンル分けされて放映されている。
あとは広東語の音声で英語や繁体字の字幕が付いたりして勉強になる。
HOY TVは日本の番組に広東語の吹き替えと繁体字の字幕を追加していて、これも広東語の勉強になりそうだと感じた。
他にも番組を眺めていたら、衝撃的な映像が飛び込んでくる。

エッグパフ……?

え、フェイフェイが好きだというエッグパフ、いまこんなになってるの!?
まだ食べてないけど、明日はエッグパフ食べられるかなあとか考えながら就寝。
ここでピンチ。慣れない酒を飲んだものだから気持ちが悪くなる。
吐きたいけど吐いたら脱水になる。水はもう全部飲んじゃったから水道水しかない。でも水道水は飲めない……。
朝4時まで苦しみと戦いながら香港旅行1日目は終わっていくのだった。

えっまだ1日目? もう1時間執筆して3000文字超えてるよ!?
こりゃダメだ、今日はここまでにして続きはまた次回にする!

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