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やりたいことがあるのなら、一日は23時間だと思えば良い?

みなさんは「夢」持ってますか?
夢とは言えないまでも、密かな野望があったり、あれをしてみたい!などの小さな希望やちょっとした夢って生きていく上で不可欠なものですよね。
今回の、インテリアコーディネーター・整理収納アドバイザーの林啓子さんによるコラムは、「やりたいことがあるのなら、一日は23時間だと思えば良い?」です。
やりたいことがあっても、時間が無くてできない…と思っている人にとって、発見があるコラムです!

夢を語る

つい先日、ママ同士が夢を語り合い、お互いの夢を応援するというイベントに実行委員の一人として参加してきました。「有言実行」という言葉がありますが、やはり夢を具体的に口にすることは実現に向けた第一歩であるように思いました。「家族旅行に行きたい!」「子供の夢を応援したい!」「自分のお店を持ちたい!」「復職に向けて新たに勉強をしたい!」など、さまざまな夢がありました。夢って言うと少し照れますが、皆さんのお話を聞いていて、やっぱり良いもんだなぁと思いました。

ママでも、夢を持ちたい!

「~したい」ではなく、「~する」と宣言する

以前、資格講座を受講していた途中に、ビジョンボードの作成をするワークがありました。自分の夢を写真や画像・絵なども使いながら作っていきます。1年後と5年後にそれぞれ実現させたいことを具体的に、「~したい」ではなく、「~する」と宣言するような言い方で書いていくよう助言を頂きました。そしてそれをそれぞれ発表し、手帳など普段から目にするところに持っておく、そして途中で変わったことがあったり、早めに実現した場合には手を加えてもOKということでした。こういった夢や目標を具体的に書いたり口にすることで、自然と意識するようになっていると実感します。

目標設定

この講座の中で、大学生に対して行った目標設定に関する調査の話を聞きました。卒業時に目標設定を行い具体的に文章化した学生はわずか3%。残りの10数%は、目標はあったが文章化していなかった、残りの80%以上の学生は目標がないと回答。20年後の追跡調査の結果は、目標を文章化した3%の人の総所得が、残りの97%全員の所得合計の10倍以上になっていたというもの。同様の調査がいくつもの大学で行われているそうで、年代や人種・大学や学部などに関係なくほぼ同じ結果になっているということでした。

目標を設定して文章化した人の方が総所得が高い!

単純に、所得が高い=夢を実現した、ということでもないと思うのですが、おそらくその3%の人たちは、いつも目標設定を行いながらクリアしていくことがベースになっているのだろうと思いました。そうしていくと、自ずとクリアしていく度に成長し、さらに難易度の高い目標に向かっていくことになるのだろうと。

「継続する」母の話

「今日から毎日〇〇をやる!」と宣言したことはないですか?私は何度もあります。口にしたこともあれば、心の中でこっそり思ったり。でもなかなか続かず、いつの間にか忘れていることもしばしば。継続するというのは素晴らしいことですよね。

夫の母は、それが出来る人で、いつも刺激を受けます。母が60歳を過ぎた頃に、「『これからの人生は健康面であなたたちに迷惑をかけずに生きていくこと』これが目標だから!」と宣言し、健康を維持するため、毎日のウォーキングから少しずつジョギングに変えていき、今では大会に出るまでになっています。また、鏡を使った正しい歯磨きの方法というもの教えてくれるちょっと厳しい歯科医を探し、数ヶ月通いマスターし、歯科での3ヶ月おきのクリーニングは不要、「あなたは1年後の予約でOK!」と褒められたそう。趣味で通い始めた週1回のバイオリン教室は、転勤で住む場所が変わっても続けて、20年が過ぎたのだとか。「全然うまくならないのよね~。」と言いながら、楽しそうに練習しています。目標設定し、それに向かう母の姿は、今後の私の目標そのものですね。

時間がない!

ママの夢を語るイベントの中でもたびたび耳にしたのが、「時間」についてのこと。
「時間の使い方を見直したい」
「時間をうまく使いたい」
「自分の時間を作って〇〇したい」など。

日々の暮らしの中で、時間がない!!とついイライラすることも多いのではないでしょうか。家族や子供のことを優先し、今日は自分のために何かしたかな?と振り返り、へこんでしまう場合もあります。「時間なんてものは自分で作るものだ!」という言葉を聞くことがありますが、日々の生活に追われていると、「ないもんはないんだよー!」と、素直に聞けなかったりします。

子育てをしていると時間がとにかくない。働いていればなおさら

空いた時間にやるつもりの空いた時間はまずこない

そしてこれもよく聞きます。私も言います。
「空いた時間にやろう!」
これ、この空いた時間ってまずこないと思った方が良いと、自分には言い聞かせています。実際に空いた時間が出来たら、それより優先してやりたいことがあったり、ゆっくりしたくなったりして、結局また先延ばし。私はいつもそうでした。

予定に入れ込む

改善策の一つとしてまずやったことは、予定に入れ込むということ。美容院の予約を入れるのと一緒で、この日この時間から30分はこれをすると、他の予定と同じようにカレンダーや手帳に入れていきます。ただ、自分だけのことなので、美容院のように予約を忘れたり遅れたりしても誰かに迷惑をかけるということがないため、甘くなってしまいがち。だからこそ、アラームを使ったり、その前後に別の予定を入れるなどして、この時間しかないと思わせるように少し自分を追い込みます。

この日に、これをやる!決めることが大事

一日は23時間だと思え!?

それでも自分には甘いものでなかなか上手くいかないこともあります。その時に聞いたのが、「一日は23時間だと思え」という言葉。やらないといけないこと、やるべきことは23時間の中でやる。一日は23時間しか無いのだから。

そして、そうすることでなかったはずの1時間がうまれるから、そこで運動なり、勉強なり、趣味なり、好きなことをするということらしいのです。

一日1時間は必ず運動すると決めたら、その1時間だけは絶対に死守し、残りの23時間で他の事がこなせるように調整していく。先に自分のやりたいことを決めるので、モチベーションが上がり、その大切な1時間を守るために動こうとするものなのですね。自分はなんて単純なんだ!と思って少し笑えましたが、この思考は私に合っていました。

自分のための時間を(たとえ5分でも良いから)もつことは、心が健康であるためには必須なのかもしれませんね。

教えてくれたのは…

インテリアコーディネーター・整理収納アドバイザー / 林さん

林 啓子(はやし けいこ
インテリアコーディネーター資格取得後、設備メーカーで換気・照明などのプランナーとして勤務後、出産育児のため退職。 子供の生活に合わせることを優先するため他業種での2年間の職務中に、整理収納アドバイザー1級、親・子の片づけインストラクター1級、家計整理アドバイザー1級の資格を取得。 4年前から住宅設備関連の仕事と兼業しながら、お片づけや家計整理のセミナー、お片づけサポートなどを行う。また月に一度、お片づけ後などの不要になった子供服リユースイベント(@ろいやるはうす)のスタッフとしてもお手伝い中。


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