こんにちは。駅家町にある花屋flowershopHAKKAのあまのひろみです。

秋の園芸シーズン到来です。お庭のあるおうちでもないおうちでもグリーンを置きたい、植えたい、育ててみたい方は少なからずいらっしゃるでしょう。お花やグリーンは、年齢を問わず、育てていくことの楽しさ、続けていくことの難しさを教えてくれます。

お世話をして、さらにそれに実が生るのであれば一石二鳥。その中でも、果実栽培の入門種ブルーベリーは、新緑も花も実も紅葉も楽しめて、一石四鳥の優れもの。今回は、これからが植え付け最適時期のブルーベリーについてお話いたします。

園芸の入門種

ブルーベリーは、園芸好きの方なら、誰でも一度は挑戦したことがあるかもしれません。
初夏には美しい葉と実が付いた状態の切花も出回ります。300以上の品種があるようです。その中でも、系統がラビットアイ系、サザンハイブッシュ系・ノーザンハイブッシュ系などに分かれます。暖地では９月中旬～１２月上旬の秋植えが最適、寒冷地では2～３月頃になります。苗は夏場を除く時期にホームセンターやお花屋さんに出回っています。

植え付けは？

地植えでも鉢植えでも管理ができ、高さは最大で100～150㎝くらいです。植え付けはブルーベリー用に配合された土、もしくはピートモスや鹿沼土を混ぜた土を使います。

原産地は北アメリカ、ツツジ科の植物で酸性の土を好みます。落葉するので、シンボルツリーには少し不向きかもしれませんが、葉の大きさは５,６㎝で、落ちるのは風で飛んでいくというよりも、葉に手が触れたりした時なので、掃除がすぐに出来ます。落葉も冬の景色と割り切ってしまえば、よいでしょう。そして、結実させるために近くに授粉用になる、同じ系統で品種違いのブルーベリーをもう1本は植えましょう。特にラビットアイ系は１本では実がなりにくいです。

管理方法は？

ブルーベリーは乾燥が苦手で、とにかく水が必要です。地植えでも夏場は水やりを毎日しながら様子を観察してください。鉢で管理する場合も、水やりについては、冬場も同様です。

病気には強い方ですが、全くつかないわけではありません。アブラムシやカイガラムシなど一般的な害虫はつく可能性がありますので、薬など対処しますが、実が生る頃は、農薬などの間隔を気をつけましょう。水やりをしっかりして、乾燥を避けることで病気や害虫に強くなります。

収穫を楽しみに

花は4月頃ベル状の白い花を咲かせます。花言葉は「思いやり」「実のりある人生」など。
実は早いもので６月から、遅いものでは９月頃まで収穫出来るものもあり、種類によって、生食・ジャムなど若干用途が変わります。ヨーグルトやケーキやパンに合わせたり、お肉料理のソースに使ったり… 

今回はブルーベリーのお話をしましたが、その昔はお庭に柿なども多く植えてありました。他にもおうちで楽しめる果実はレモン、キンカン、フェイジョアなどなど。庭木の中に可愛い果実があるのも楽しいですよ。

教えてくれたのは…

flowershopHAKKA　あまのひろみ
職場の先輩から頂いたウエディングブーケがきっかけで花を習い始める。その後、フラワーショップで８年ほど生花販売と教室を運営。勤めていた店が閉店することを機に、ショップを引き継いで独立。現在の教室の生徒さんは約20人で、お子さんから70歳くらいの幅広い世代の方が教室に来られています。「お花を贈った方も贈られた方も笑顔になるお花屋さん」をモットーに、日々お花と向き合っています。

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ふれあいホームタウンは、コンシェルジュがいるから、気軽に立ち寄れる総合住宅展示場。
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家づくりを考えている方も、そうでない方も、一度見てみてくださいね。