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地獄谷より、変態がゆく

影響されがちなんです。僕は。
「蘇える変態」星野源著を読み、年末から更新してないなぁ…と思い書いている次第です。

さっきまで縦読みの活字を読んでから、横文字の活字をポチポチ打ち込んでいると、頭の中で活字が編み込まれて、ひとつのセーターになっていく感覚が…あるかなぁ…いやないなぁ…そうでも無いなぁ…

リアル108時間後

書き出しを書いてから4日と少し。
仕事がバタバタしてなんにも書く気力が無くなり、大したことないのに落ち着かない三連休をすごしてしまった。平成ネット史展行くつもりだったのに、、、

星野源よりも小さい波に呑まれた小さな僕。そんな僕が、矮小な自分であるからこその自由を享受しつつ、誰かがカメラ越しに拡大したウルトラマンサイズのあの変態についての想いを話します。短縮してね。

今北産業

・大学で出会い、日常にある小さな面白さを知り
・刺激的な日々(オタク趣味)で少し忘れ
・「蘇える変態」で想いが甦った←イマココ

確か出会いはこの曲。
バックグラウンドを全く知らない中で、「okamoto's」や、「凛として時雨」を知ってたから聞いたなんとなくの曲。発売から確か三ヶ月以上過ぎたあとだった。

サウンドが面白く、物悲しいPV、だけどポップだったこの曲をコピーした思い出がある。(今弾けないなぁ…)

そこから、過去のアルバムを漁って、新譜も買って、Life見て、ガッキーと踊って、なんだか国民的星野源になったなぁ…でも俺はその前から好きだったぜはっはーぐらいの気持ちだったけど、なんで好きになったんだろうなってずっと思ってた。

「蘇える変態」はそんな僕の好きをエチエチに揉みほぐしてくれた。

結局のところ、すごい変態で、すごい大きい人で、すごく一生懸命で、すごいウルトラマンバカだから好きなんだと思う。
でも、世間が見てるほど大きいウルトラマンでは無いから大好きなんだろうなと思う。僕らと同じ大きさのウルトラマン。

Pop virus/星野源

音の中で 君を探してる
霧の中で 朽ち果てても彷徨う
闇の中で 君を愛してる
刻む 一拍の永遠を

本来、決して"国民的"なんて呼ばれるメンタルを持ってるとは思えない。ただただ、自分の中の面白いが今の世間に全部受けただけで。だからこそ、僕の面白いと通じる部分があり続けるだけで、そのスタンスを崩さないでくれるだけで、僕は彼を尊敬し続けようと思う。あの公共の場でオカズを公表するようなバカを。

外敵の悪意を上手く飲み込め。
自分の悪意をポップに表現しろ。
明るくない奴でも明るくなる瞬間がある。
嫌なことの飲み込み方を教えてくれたのは他ならない貴方です。
ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

蘇える変態

最後に宣伝は基本。
内容には一切触れてないですが、いい本ですよ。めちゃめちゃ読みやすい。

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