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アニメ | PSYCHO-PASS サイコパス

「集中できないー」とつぶやいていたのに…せっせと観ていて第1期、2期まで観終わりました。おかげさまで少し寝不足。まとまった時間を作り難い時期だから一話あたり20分ほどで観れる作品はとっても有り難いです。

わたしは第1期、6・7話から急に魅入られまして、そこから一気観

#6話 狂王子の帰還より

このお話で第1期の核となる登場人物である槙島 聖護(まきしま しょうご)が登場したり、シュビラシステム、犯罪係数、潜在犯、監察官に執行官、ドミネーターというキーワードがやっとしっくりし始めました。

第1期では王陵 璃華子(おうりょう りかこ)という登場人物がお気に入り。
槙島と王陵 璃華子のやり取りや、璃華子は未成年なのでだからこその清廉さや幼さ、危ういバランス。完璧さを望んでいたのでしょうに、そこから転がり落ちていき最後には破滅、残酷な終焉に。

槙島 聖護、第1期で暗躍

1期、2期と観てきてPSYCHO-PASSで一番強い印象が残ったのはこの人、槙島。

何もかもが数値化、システムから示される"理想的な人生"を享受することへの疑念。システムに、社会へ抗うこと槙島の考えに、強く惹かれました。自ら行動することを何ら厭わない、というところが好き。

凡庸さに対する冷酷さ、残酷さはまったく共感できないけど。

人の心理状態、性格、能力などありとあらゆるものを計測・数値化することができ、この"数値"を指標として最大公約数の幸せを得られるであろう理想の人生をシステムが示してくれる、という世界。有害、とされる類のものまで数値化することができ、犯罪に関する数値が規定値を超えると犯罪を犯していなくとも裁かれてしまう。ガタカ、という映画の世界観に近い。

自らの意志で選択・行動するからこそ価値があり、
魂を輝かせることができる

PSYCHO-PASS 槙島のセリフより




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