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元気の話。

あんまり元気が無い。

どうしてだろうと考えてみました。

まず一つには、仕事が大変であるということ。

あまり弱音を吐くのもどうかと思うのですが、最近、仕事が立て込んでいると言いますか、上手くいっていないと言いますか。正直言って、やりたい仕事もあまりできていない状況で、自分の与り知らぬところでいろんな問題が起きていてその対応に追われている感じであります。

そうすると、もう疲れる。肉体的にも、そして精神的にもしんどくなって、辛いんですね。そうなると、心が元気が出ない。

そしてもう一つには、ストレス発散したり気分転換したりする先を見失っているということ。

幾ら仕事が大変だとか嫌なことがあるとかでも、どうにかこうにか人間は生きています。何が支えになっているかというと、もちろんそれは人それぞれではあると思いますが、恐らく「コレがあるから頑張れる」的な場所があることで、耐えられるのかなと思うのです。家族と一緒に安らぎの時間を過ごすことだったり、趣味に没頭することだったり、友人たちと飲んで騒ぐことだったり。

ですが、そういう憂さ晴らし的なことに自分の意識やエネルギー向けてみても、どうにも私は脳内をまだ仕事が占めてしまうことがあって、気が休まらないのです。

そんな時、我が子を見ていて思ったことがありました。

いえ、厳密には息子です。

小学3年の息子は、たいてい元気です。明るくて、騒がしくて、ザ・小学生男子、って感じです。もちろん、親に叱られるとか何か嫌なことがあるとか上手くいかないことがあるとかで、機嫌が悪くなることはありますが、それでも基本的には元気。

なぜだろうと考えてみました。

それは、彼が学校が好きだからかもしれない。いえ、学校というか友達が居る学校が、クラスが、多分心地良いのかなと。思い返してみれば、彼から、学校の愚痴などを聞いた記憶はありません。友達の悪口も。そうやって毎日学校に行って楽しい時間を過ごすということ自体が、彼にとって元気の源なのかもしれないなと思いました。

多分に彼の性格もあると思います。嫌がらずに学校に行ってくれるというだけで、親としては有難いと言いますか、心強いと言いますか、安心できるものです。私なんて、子供の頃は学校なんて大嫌いでしょうがなかったので、彼の人柄だったり物事の受け止め方、他人との関わり方、そういうものは、本当に尊敬すべきもので羨むべきもので、本当に素晴らしいことだと思います。

そうか。楽しいのか。だから元気なのか。

私は何が楽しいのか。そういうことを今一度考えてみるのも良いかもしれない。元気を出すためというより、それを見つけて、どっぷりとそこに浸かって味わうことで、きっと元気は湧き出てくるような気もします。

子供から教えられることは、多いです。それにしても息子のあの陽キャな性格は誰に似たんだ。私はこんなに暗くてジメジメしてるってのに。元気出してこ。おわり。

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