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無名の作家が電子書籍を出版してみたら予想以上にたくさん売れた話

突然ですが、皆さんは
とても良いものを見つけて感動したり、便利だったりして
「誰かに教えたい!!伝えたい!!」
と思ったことはあるでしょうか。
私は常に何かしらある気がします。

今回は、私が今とても元気をもらっているものについて
書きたいと思います。
それは、
”電子書籍であれば誰でも、個人で制作して無料で出版出来るという
仕組みが用意されている!”
ということです。
私は毎日寝ても覚めても、この事に元気をもらっています。

話は少し前に遡ります。

数カ月前のことです。
突然、バイト先の店長が失踪するという事件が起きました。
イラストのお仕事やグッズ制作などでも少し収入がありましたが、
バイトでの収入が一番多かったのと
まだ子どもが小さく、働きに出れる日が少なすぎて
他のバイトの面接で落とされたりしていたので、

「これからどうしよう…。
育児中の主婦にも出来る仕事は他にも何か無いものだろうか。
一人で、PCやスマホを使って家で出来て、
今自分が持っている能力で出来ることは無いだろうか。」
と思いながら、
毎日、kindle unlimitedで本を読み漁りながら
ヒントを探し、考えていました。

そしてついに、これは!と思うものを見つけました。
電子書籍であれば、amazonなどから個人で出版出来るということを知ったのです。

しかし、それを知ったからと言って、すぐに
「よし!やろう!」
とはならなかったです。
人の心を動かせる良い本を作って出版するなんて、ごく一部の
すごく実力のある人か、
レアな体験をした人にしか出来ないことだと思ったからです。
私個人の力だけでそんな事が出来るとは思えませんでした。

そして…

一度スルーしました。w
自分には無理だと決めつけてしまったのです。

しかし、私の中で、失踪した店長への怒りが煮えたぎっていました。

「勝手な人の勝手な行動によって収入が減るとか腹立つなぁ。
一人でやれる事である程度収入を得られるならもうそんな目に合わずに済むのに。」

という思いがどんどん大きくなり、
その怒りは結果的に私の背中を押して、電子書籍を出版することを決意することになります。

「どうせ身動きが取れないなら、スキルアップや、数人の読者を獲得することを目的にまず1冊作ってみるのも良い。」

そう思って、まず1冊絵本を作って出版する!
という目標が出来ました。

一つ目標が出来ただけで、かなりエネルギーが沸いて元気が出てきました。
暗くて長いトンネルの中で、遠くに小さな光が見えた。そんな感じでした。

それから私は、

「まず1冊出版する。その第一歩を必ず達成して、
いつか絶対に一人でしっかり稼げるようになってやる!
もうあんな思いをしたくないし、あの経験を思いっきり踏み台にしていつかビッグになる!
そのためにはまずこの1冊を仕上げて1人でも2人でも読者を獲得する!」

という心の声に背中を押され続け、ものすごい集中力を発揮して、
一カ月も経たないうちに1冊目の出版まで漕ぎつけました。

1冊目の絵本を描きながら次の本のアイデアを練っていたので、出版してすぐ2冊目の制作を開始したのですが、
1冊目が完成した時点で私の心はとても晴れやかに澄み切っていました。

「電子書籍を誰でも出版出来る時代に生まれて本当に良かった…。」

心の底からそう思いました。

2018年9月12日に1冊目を出版し、
9月23日に2冊目を出版しました。
2冊目は「創作活動の始め方」という文字の本なのですが、
この本は制作中から、

「SNSで一切宣伝しなかったらどうなるだろう。
全然読まれないのか、それとも意外に読んでもらえるのか。
めっちゃ気になる…。」

そう思っていたのでとりあえずしばらくはSNSで宣伝しない!と決めていました。

ところがそんな2冊目を出版した3日後、
全く予想していなかったことが起きて、ツイッターであっさりと宣伝している自分がいました。

何気なくツイートしたものがバズって通知が止まらなくなってしまったんです。
そのツイートがこちら

「こ…これは……
宣伝とかしないといけないのでは……
でも初めて書いた文字の本だし……
読者が増えてもレビュー荒れまくるかも……
怖っっ!
でもいいや!えいっ!」

結果、文字の本は予想の遙か上を行く売り上げがあり、たくさんの方に読んでもらえ、
レビューが荒れることも無く、
初めて書いた文字の本「創作活動の始め方」はamazonの有料本売れ筋ランク総合88位、
既に宣伝していた絵本「きまぐれちゃん」はamazonの絵本ランク1位を獲得しました。

私のような全くの無名新人作家が1冊や2冊出版したところでどうにかなるとは全く思っていませんでしたが、予想外の展開が待っていました。

●店長が突然失踪する。
●電子書籍を出版出来る仕組みが存在した。
●電子書籍をとりあえず出版してみる!と決意して行動に移す。
●電子書籍についてのツイートがバズる。

この、どれか一つでも欠けていたら起こらなかったであろう奇跡でした。
店長失踪事件を踏み台にする!という意味でも一つの結果が出たと思っています。
あの事件は私の中で、完全に“あって良かった”と思える出来事に変わりました。

私の今の目標は、
“電子書籍を100冊出版すること”
です(同じ本でも、英語バージョンなどもそれぞれ1冊と換算する)。

それだけ出版すれば、その過程で
今はまだ想像も出来ないことが起こるかも知れませんし、
想像出来る範囲でもたくさんのメリットがあります。

●やればやるほど確実にスキルアップ出来る。
●時々でも、応援してもらえたり感想を言ってもらえたりする。
●少しずつでも確実に収入はアップする。
●どれか1冊でも人気が出れば、他の本にも人気が飛び火して売上が上がる可能性がある。
●少しずつでも、確実に読者は増える。
●電子書籍が売れることによって、イラストや文章を書くなど、別の仕事の依頼が来る可能性は0ではない。
●紙の本として出版が決まる可能性も0ではない。
●どこか遠くの誰かの人生に影響を与えることが出来るかもしれない。

3日坊主になるのが得意な私ですが、何とか続けていきたいと思っています。
電子書籍を出版できる。
その仕組みがあることに私は元気をもらい続けています。
それは、
「やってみよう!」と決意した時に始まり、
今は大きな目標があるので、まだまだこれから何年も続きそうです。

そして、電子書籍の出版に興味を持たれた方は、ぜひチャレンジしてみてください。

最後に、電子書籍を出版する方法について
1冊にまとめられた本があったのでご紹介します。



☆彡☆彡☆彡

私の著書はこちらです♫


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