家族を楽しむ

わたしの妹は、この春から専門学生になる。彼女は一人暮らしを始めるのだが、香川県を離れるわけではなく、実家から高速を走って1時間半ほどのところに住む。今日引越しだったのでちょっと書く。

多くの人が自分の家族を大切と感じていると思うけど、わたしの場合は家族を楽しんでいるという感覚もある。家族は面白い。

毎日笑えることが起こるとか、父がひょうきんとか、そういう面白いではなくて、そばにいるのに知らないことが多すぎるこの関係が面白くて仕方がない。

それに気づいたのは、大学の卒業研究で家族の写真を撮りはじめたとき。写真を撮るということは、たくさん観察することなので、発見が多い。わたしは家族のことをなにも知らなかった。父の笑った顔をちゃんと見たのは写真がはじめてだったし、そういえばじいちゃんの服ってどこで買ってるんだ毎日同じじゃん…みたいな興味にもつながった。

その気持ちは実家に住むようになった今も変わらずあって、毎日とは言わないけど、発見が多くある。

今日の発見は、見送るのは見送られるのと同じくらいさみしいってこと。

妹は明るく、感情的で、厄介で、

そういえばこないだまで中学生だったな。

今日から家には父、母、わたし。どんな風に家族の関係が変化して、何を知ることになるんだろう。静かな毎日はつまらないだろうか、親と真面目に話す機会が増えるだろうか、妹と外で遊ぶようになるだろうか。わからないけど、この家族をめいいっぱい楽しんでやろうと思っている。

あと、今日の夜ご飯は妹の嫌いなすき焼きで、妹がいないことをさっそく楽しむところが最高だ、この家族が大好きだ、と思った。

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古本

何度も読み返したい素敵な文章の数々 vol.7

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