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#4 Voicyで学んだ、タイトル付けで大切な3つのこと

今回も、スポーツ×コーチングのコンテンツを配信していた、Voicy公式 仕事に役立つ!スポーツの深イイ話で2か月の運用経験から学んだ内容をお伝えします。音声メディアでもタイトルの付け方で再生回数がかなり変わることを体感しました。試行錯誤しながらも学んだ、タイトル付けで意識した3つの視点をご紹介します。

この内容は、3年前にYahoo!ニュースさんのセミナーに参加した際、Yahoo!ニュースさんの編集部としても意識されていたポイントも少し混ぜております。

仕事に役立つスポーツの深イイ話のタイトル例

結論から書きます。自分の中で納得して出せたタイトルの代表的なものはこの2つです。

・羽生結弦が創るフィギュアスケートのONE TEAM感
・平日練習50分でプロ野球選手!?武田高校のデータ革命

この2つのうち、羽生選手の回はTwitter上でとても再生されその日のVoicyのランキングでなんと総合ランク2位(1位は西野亮廣さん)という順位になることができました。どんなことを意識したのか、3つの観点で記します。

1.タイトルをつけるタイミング

タイトル付けとなると、「どういうタイトルにするか?」ということにフォーカスしがちですが、「いつ付けるのか?」というタイミングも大事です。と言いますか、まずここを抑えないと内容を変えることになったり、良いタイトル付けをする以前の問題が発生します。

肝心の「いつ付けるのか?」ですが、最初です。録音する前。もっというと原稿を書く前です。

タイトル=そのコンテンツで最も伝えたいことが集約された一言であり、タイトルが決まっていないということは、最も伝えたい内容が絞り切れていないことの裏返しです。ですので、原稿を書く前に決めておくのが理想的です。

音声コンテンツの場合だと、事前にタイトルが決まっていないと「収録中ンにタイトルが言えなかったり、力を入れるべき言葉が分からなかったりして全体的にぼやっとした話し方になってしまう可能性が高まります。

ですので、事前にどういうタイトルでいくのかは決めておけるとコンテンツ自体も良質なものが生まれやすくなります。(私がVoicyで収録していた時は、時間が間に合わず収録を先にやってからタイトルを決めたことが何回かありましたが、あとで聞き返したときに「録り直したかったな」と思うことばかりでした。)

2.タイトルの付け方

タイトルを決めるタイミングが分かったとしても、どういう言葉を付けたら良いか分からないと決め切れません。タイトル付けにおいて、私が試行錯誤しながら、めちゃくちゃ意識していたことはこの3つです。

①ターゲット:誰向けのコンテンツなのか?
②構造:主語と述語、どっちかはキャッチ―になっているか?
③最初の5文字:一番キャッチ―な言葉が最初に来ているか?

どういうことなのか、簡単に記します。

①ターゲット
→最も読んで欲しい人は、日頃どのような生活をしていてどのような情報に触れている人なのか?どのような言葉なら反応してくれそうなのか?を自分に投げかけ、答えられる状態にします。

②構造
→タイトルも1つの文章なので、基本的には主語と述語で成り立っていると思います。私もWebメディアの編集をしていて、色々なタイトルを見てきましたが、上手いなーというタイトルは圧倒的にこのキャッチ―な言葉の造りが秀逸です。
→キャッチ―さとは何かというと、「タイトルだけでどのような内容なのか多少想像することが出来、中身を読みたくなる/聞きたくなると興味関心が沸く度合い」です。で私の内容で僭越ですが、「羽生結弦が創るフィギュアスケートのONE TEAM感」では、「羽生結弦」という単語がキャッチ―に。「平日練習50分でプロ野球選手??武田高校のデータ革命」は、「平日練習50分でプロ野球選手」という単語がキャッチ―に該当するなと判断し入れることにしました。

③最初の5文字
→人はファーストインプレッションでクリックするか否か決めます。なので、キャッチ―な言葉を含めるとしても、タイトルの後ろの方に持ってきてしまうと、目に留まらない可能性が高まります。
→なので、惹きのある言葉ほど最初に持っていくこと、もっと言うと最初の5文字に含めることを意識しました。上記キャッチーな言葉をタイトルの先頭に持ってきたのはそういう理由でした。

3.とにかく、一人大喜利をして出しまくる

さて、ここまで来たら決めるだけ/仕上げです。タイトルの付け方が分かったらあとは決めるだけです。ここは私の中では、一人大喜利をしていきました。一人大喜利とは何かと言うと、Slackやメールの下書きに候補となるタイトルを思いつく限り箇条書きで書きまくる→それを眺めてしっくりくるもので決めるという、なんともアナログなやり方です笑

でも、これはやってみてすごく良かったです。迷う時は10個以上出たこともありましたが、一旦文字に起こす&他と比べてみないと善し悪しが判断できないので、やっておりました。

以上、タイトルを決めるタイミング・考え方・決め方を今回はお伝えしました。もうちょっと具体的な内容をお伝えできれば良かったのですが、そこは追々。

また、タイトル付けに関連する本や記事を様々な読んだ中で、下記の新R25の記事もとても参考になりましたのでシェアします!

それではまたー。

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