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ドローンの天敵はトンビ

昨日久しぶりにデモンストレーションでドローンを飛ばしたのだけど、実際にドローンを利用するとなると結構色々弱点がある。実際に運用してみるまで分からなかったことのうち割と深刻なのが、トンビに襲われるってこと。

トンビって天敵がいないからかドローンをちっとも怖がらず、飛ばしていると寄ってきて攻撃してくる。どこのトンビでも一緒かは知らないけど、少なくともうちの畑の近くにいる連中はそう。もし空中でぶつかりでもしたら、トンビもプロペラに巻き込まれてただじゃすまないだろうけど、10万円くらいするドローンは墜落して確実に再起不能になる。それだけだったらいいけど思わぬところに落ちてだれか怪我でもさせたら大変だ。

だからトンビが近寄ってきたら逃げて、さっさと降ろさないといけないのだけど、実はこれが割と大変。

というのも、ドローンって降下時は出力を下げて「ゆっくり落ちていく」しかできないのに、トンビは羽ばたいて自由落下より早いスピードで急降下攻撃を仕掛けてくるから。

だからこんな風に逃げるしかない。

トンビが急降下してくるタイミングでぱっとよけて、またトンビが高度を取ろうとしている隙に高度を下げていく。ただこれだと基本的によけるたびに上昇してしまう。下降できるタイミングというのはとても限られていて、モタモタしていると電池切れという別の最悪の結末が待っている。

もともと畑の状態を真上から空撮しておけば全体像を把握しやすいと思って導入したドローンなんだけれど、この問題のせいで自動飛行的なことは完全にあきらめた。

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