構造的にものごとを捉えること

・地域においてどうやって「価値」を発揮するか?
・地域の「幸せ」とはなにか?

ここから、ふたつのトピックに対するわたしの解釈と意見をお伝えいたします。
まず、「システム思考」、つまりものごとを構造的に捉えることの重要性です。
まちづくりの現場において、どうも「企画先行」というか「小手先」の部分で、
ものごとを進めてしまうことが目立ちます。
どうなるか。目的が見えないので、正しい目標設定ができず、
イベントが成功だったか失敗だったかわからない。
予算があるからとりあえずは継続する。
「誰が幸せになるかわからない」もしくは「誰も幸せにならない」から、
マンネリ化におちいり、どんどん関わるひとが少なくなっていく。

これに対する解決策として、
わたし自身が仕事をしておりましたITシステム開発の現場での方法論がうまくハマるように思われます。
これは何を実現したいか(目的)からスタートし、ターゲットとニーズを決め、
どんな機能をクリアすればよいのか(目標設定)を終えて、ようやく機能を定義、
すなわちイベントであれば企画内容を決めるという流れです。

こういういいかたはかなりドライに聞こえると思いますが、
個人レベルでも「自分はコミュニティに対して何ができるのか」を
「機能」とするのであれば、まずは全体像を把握することからはじめないといけません。

これがわたしが考える、地方における「価値」を発揮する第一歩です。


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