ケース(1)「価値」について

わたしが新卒入社した会社の最初の営業会議。
わたしはわからない事柄も多く、とにかくメモに終始しました。
会議後、上司から「なんでひとことも発言しなかったの?」
「議事録をとるので精一杯でした」とわたし。
「どうやって組織に”バリュー”を発揮するか考えなさい。ちなみに会議で発言しないものはバリューを出してないよ」
チームの一員として、新入社員であれど、頭を絞って意見を述べるべき。そのためには臆せず質問してもよい、というコンサルティング出身の上司の、厳しいながらも優しさだったのでしょう。
以来、仕事において 「バリュー(価値)」はわたしの基本的なコンセプトです。
仕事だけでなく、家庭、学校、地域などコミュニティの一員として活動するうえで「いかに価値を発揮するか」は大切なテーマではないでしょうか。

ケネディ大統領の言葉を借りると、
「”国があなたに何をしてくれるか?”ではなく”国に対してあなたに何ができるのか?”を自分自身に問うてください(意訳)」

”Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country.”

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