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#川崎殺傷事件 ②

この事件に関しては前回見解を書きましたが色々と明るみに出てきて思ったことがあり、今度は加害者である岩崎隆一について焦点を当てて書いてみたいと思います。

岩崎は幼い頃に両親が離婚、しかし父親も母親も引き取りを拒否し蒸発。叔父叔母に預けられ育てられたが叔父叔母の2人の子供(岩崎から見て従兄弟)と格差をつけられて育てられて来ました。
床屋に行っても2人の従兄弟は綺麗に散髪してもらうけど岩崎だけは毎回坊主。従兄弟達は今回標的にもされてしまった私立のカリタス学園へ入学したが自分は公立。
そして卒業後仕事には就くものの長く続かずその後現在に至るまで家に引きこもり。

世の中の引きこもってる人の多くはネットの環境があってネットの世界で自由に生きれるから外に出る必要がないという人が多いと思うんだけど、岩崎の場合はパソコンも携帯も持ってなかったらしい。幼い頃に両親に捨てられ、引き取られた家で格差を付けられて、社会と完全に切り離された状態で30年以上部屋に引きこもっていた岩崎の心の闇の深さは我々は想像も付かない。その30年の間一体何を考えて、何を楽しみに生きて来たのか。写真が中学生の時のものしかない事が闇の深さを窺わせる。

叔父叔母の責任というものももちろんあるだろうが一番罪深いのは子供を捨てた両親だろう。
岩崎の両親は今一体どんな気持ちなのか。捨ててよかったと思ってるのか。我関せずでのうのうとどこかで誰かと楽しく過ごしているのだろうか。
許せない。子供を捨てる人間には反吐がでる。

自分の分身でもある子供をどういう思考回路をしてれば捨てられるのか到底理解できない。

岩崎のした事は絶対に許される事ではなく死をもって償うしかないと思う。けど岩崎が他の大勢を巻き添えにして死のうって気持ちになったのは育った環境のせいだと思う。
そして岩崎のような環境で生きている人々は世の中にはまだたくさんいるように思う。
俺なんか生きてても仕方ないな、死にたいなって思った事ある人ってたくさんいると思います。
爆笑問題の太田さんも言ってましたが自分の命を大切にできない奴が他人の命を大事に出来るわけないんですよね。でも今「生きてても仕方ないな」って心境にある人も、何か一つ夢中になれる事が見つかればそれが生きがいとなり闇を照らすきっかけになると思うんですよね。僕なんかもムショ上がりで当時は何の生きがいもなくこの先どうやって生きていけばいいんだろうって思ってた時に出会ったのが格闘技で、格闘技にのめり込むようになってからは人生が驚くほど豊かになりました。朝日の出とともに起きて仕事して余暇時間にライフワーク(僕の場合は格闘技)やって夜12時には布団に入る。そんな当たり前の生活が昔の自分には果てしなく難しく遠い世界だったんですけど、それこそが本来人間の生活としてあるべき姿なんですよね。今自分のことが嫌いで腐ってる人がもしこの記事の読者にいましたら、何か一つ夢中になれる事を見つけて欲しいです。
それが見つかればあなたの人生はお金がなくてもモテなくてもキラキラと輝いた素敵なものになると思います。結婚して子供産むだけが幸せじゃないです。

こんな事件がもう起こらない世界になればいいな。

#川崎殺傷事件 #通り魔 #岩崎隆一

今後の活動の糧とさせて頂きます。よろしくお願いします。