来月11月からふうせんかずらでは未就学児向けの個別療育プログラムを始めます。

プログラムの内容は以下の通りです。

PECS®︎を用いたコミュニケーション支援

PECS®︎とは？？
絵カード交換式コミュニケーションシステムの略です。全世界で使用されている代替・拡大コミュニケーションシステムの一つです。発語によるコミュニケーションが難しい方の支援に使われていて、これを使うことにより発語につながったというエビデンスもあります。

ふうせんかずらのスタッフは全員PECS®︎のレベル1研修を受講しています。日々、スタッフ間でもアイデアを出し合い支援の方法を模索しています。

私の息子は小学4年生で発語がありません。家で過ごす分には指差しや声のトーンなどでだいたいの要求は伝わります。ですが、日々のコミュニケーションがもっと円滑に豊かにできるように家でも事業所でもPECS®︎を使ったコミュニケーションの練習をしています。少しずつですが、自分のやりたいことを絵カードで表現するという習慣が身についてきました。絵カードでコミュニケーションをとることで誰にでも伝わるというのがとても良いことだと感じています。

アートセラピー

様々なアートの技法を学びつつ自分を表現することを学びます。様々な表現方法を知ることで余暇支援にもつながります。色を混ぜてみたり、硬さの違う様々な種類の粘土を使って造形作品を作ってみたり、、。フィンガーペイントで絵を描いたり、風船や筆を使ったり。道具の使い方も学びます。さまざまな表現方法を学ぶことで自分の好きなものを見つけられると良いですね。

理学療法士（PT）作成の特別支援計画に基づく療育

専門家のアドバイスを受け、日々の療育に必要なトレーニングを組み込み日常生活動作（ADL）の向上を目指します。

個別療育の時間は下記の通りです。
平日（火曜日から金曜日）
①午前10時から午前10時45分まで
②午前11時から午前11時45分まで

近隣のみになりますが送迎サービスもございます。

ご興味のある方はぜひご連絡ください。