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第36回 福井コンプオフ板垣CS 2位 赤黒墓地ソースの紹介

ご無沙汰してます、Bushiです。
そろそろ殿堂改正が怖い時期になりましたね。

大興奮のGP8thからはや2ヵ月、相変わらず本戦1没を繰り返していたわけですが、先々週の板垣CSでようやく入賞することができましたので今回も筆を取ることにしました。

デッキタイプ:赤黒墓地ソース
戦績:第36回 福井コンプオフ板垣CS 2位

対面:
1回戦 ・・・ 赤黒ドルマゲドン ○
2回戦 ・・・ 白単絶十(ASAKURAプロ) ○
3回戦 ・・・ t赤チェンジザドンジャングル ○
4回戦 ・・・ 5cジョニー ○
5回戦 ・・・ ゴクガサイクル 〇

2位で予選突破!!!   

決勝1回戦 ・・・ ジョラゴンジョーカーズ ○
決勝2回戦 ・・・ 青単ムートピア 〇
準決勝 ・・・ ゴクガサイクル 〇〇-
決勝戦 ・・・ 青魔道具(つむーじープロ) ✖〇✖

2位でフィニッシュ!!!

構築:

・一なる部隊 イワシン×4
・爆撃男×3
・メガゴーワン・チュリス/ゴゴゴ・Go1・ナックル×2
・盗掘人形モールス×1
・龍装者 バルチュリス×2
・フェルナンド・ソシュール/プライマル・スクリーム×4
・カラデランス/アフロいきま~す×4
・ほめほめ老/ホメホメ老句×4
・百万超邪 クロスファイア×4
・撃髄医 スパイナー×4
・龍装者 オブザ08号/終焉の開闢×4
・暴走龍 5000GT×4

~以下 超GRゾーン(ただのブラフなのでガン無視推奨)~
・K2マッチョ×2
・マシンガン・トーク×2
・ヤッタレロボ×2
・ポクタマたま×2
・鋼特Q ダンガスティックB×2
・The ジョラゴン・ガンマスター×2

解説:

上の動画を何周もしてください。

冗談のように聞こえるかもしれませんが、今回使用したデッキレシピも上の動画のものをそのまま使わせてもらっています。CS前日までオリジナリティを出そうと頭を捻りましたが、構築もプレイングも上の動画の内容にケチをつけることはできませんでした笑

とはいえ、雑な宣伝だけして終わってしまうのも虚無なので
・今回墓地ソースを握った理由
・動画内で紹介された対面以外のデッキについての立ち回り
これらを中心に書き記していこうと思います。

☆今回墓地ソースを握った理由★
まずは以下のツイートをご覧ください。

上のツイートは前回開催時のデッキ分布です。
見ての通りジョラゴンとチェンドン、赤白轟轟轟の母数が頭一つ抜けて多いことが分かります。(赤白轟轟轟に関しては、ツイート上の表記が「赤白ミッツァイル」になっている)

この分布を踏まえて自分は「次は上位3デッキに有利がつくデッキが増える」と予想し、「”母数上位を取りにきたデッキ”に有利のつくデッキ」をメインのターゲット層として「母数上位のデッキともそれなりに戦えるデッキ」という欲張りなデッキタイプの選択をすることにしました。

この時自分が予想した「母数上位に有利のつくデッキ」が以下の通りです。
・白単絶十(ジョラゴン有利)
・デスザーク(チェンドン有利 )
・赤青覇道(ジョラゴン有利)
・ネクラドルマゲドン(チェンドン、赤白轟轟轟有利)
これらのデッキタイプに先述の3デッキを加えた計7つのデッキタイプに満遍なく戦えるデッキを選ぶことにしました。

以下墓地ソースの相性です。
VS チェンドン ・・・ 微不利(相手の遅延札の揃い具合による。でも5000GTで半壊できる
VS ジョラゴン ・・・ 不利(『ポクチンちん』で破産)
VS 赤白轟轟轟 ・・・ 微不利(『音奏 プーンギ』が痛い。でも5000GTで壊滅できる
VS 白単絶十 ・・・ 有利(5000GTで壊滅できる
VS デスザーク ・・・ 有利(5000GTで壊滅できる
VS 赤青覇道 ・・・ 微不利(踏み倒しメタが積めないのもが痛い。でも5000GTで半壊できる
VS ネクラドルマゲドン ・・・ 微有利(『獣軍隊 ヤドック』や『オリオティス・ジャッジ』が重い。でも5000GTで半壊できる
見ての通り5000GTの刺さり具合が凄まじいことが分かります。このように「GTを場に出せれば大きな損害を与えられる」デッキタイプが環境に多かった、それが今回このデッキを握った理由にです。

☆各対面について★
上でも書きましたが、動画で既に解説済みの対面は解説を省きます。

・赤黒ドルマゲドン ・・・ 有利
5000GTの早期着地を狙っていきます。

『爆霊魔 タイガニトロ』による大量ハンデスが強いデッキタイプですが、こちら側からすれば一気に墓地を肥やすチャンスです。5000GTもちろんのこと、オブザ08号やフェルナンド・ソシュールを残して次ターンの5000GT着地で相手の行動を大きく制限していきましょう。

詰める際に注意したいカードとしては、『マッド・デーモン閣下/デーモン・バンド』をはじめとした呪文のS・トリガーがあげられます。「油断して攻め込んだ結果、うっかり呪文で除去されて逆転されてしまった」ということが起こらないように、5000GTを2体以上場に出しておくなど「相手にターンを渡しても場にGTが残っている状態」を意識して詰めていきましょう。

また侵略ZEROの都合上、安易なクロスファイアのG・ゼロの使用はオススメできません。こちらのターン終わりに出てくる『ZEROの侵略 ブラックアウト』によって、思わぬ奇襲を喰らう可能性が出てくるため「確実に仕留めきれる」というタイミングで召喚するように心がけましょう。
(バルチュリス、モールスでも反応する恐れがあるので注意!!!)


・5cジョニー ・・・ 不利
クロスファイアをメインに据えた横展開によるビートダウンで、相手のマナが溜まりきる前に押し切りましょう。

基本は動画内で語られているジョラゴン対面のプレイングと一緒なのですが、この対面では墓地を戻される可能性が著しく低いため、オブザ08号が打点の1つとして重宝します。また爆撃男やゴーワン・チュリスといった普段ならクリーチャーとして使わないようなカードも打点として絡めるなど、自軍のボードアドバンテージを最優先してください。

詰める際には『テック団の波壊Go!』や『ハムカツ団の爆砕Go!』を重く見て、小型のクリーチャーから殴っていくことを意識しましょう。
元々S・トリガーの多いデッキタイプですので、ワンショットが通る確率は低いです。個人的にはマナブーストをされてしまうリスクがあったとしても、3点ほど打点が揃った時点で1回攻めた方が良いと思います。この時点で上記のような除去トリガーを踏んだとしても、次ターンすぐさま打点を生成することが容易な上、運良くS・トリガーを踏まずに切り抜けられれば、返しのターンで相手は除去にターンを割かないといけなくなる場合が多いです。
『大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル』を意地でも貼らせない。
そんな強気な姿勢でプレイしていくことが重要です。


・ゴクガサイクル ・・・ 有利
赤黒ドルマゲドン同様、早期の5000GT着地を意識しましょう。

相手の『龍装艦 ゴクガ・ロイザー』を1ターンでも残してしまうと一気にペースを持っていかれてしまうため、オブザ08号を除去に使うことも意識していきましょう。呪文面である終焉の開闢からもう1体のオブザ08号をサルベージできると楽に立ち回れます。
また序盤の『桜風妖精ステップル』や『天真妖精オチャッピィ』を爆撃男やGo1・ナックルで破壊するという動きも地味ながら有効です。

5000GTが着地してしまえば、相手は『ドンドン吸い込むナウ』で5000GTをバウンスする以外の勝ち筋がほとんど無くなってしまいます。後は不意の『黒豆男しゃく/白米だんしゃく』に気をつけつつ勝利をもぎ取りましょう。


・青単ムートピア ・・・ 微不利
お祈りしながら魔法の呪文「GTクロスファイアバルチュリス」を全速力で叩き込みましょう。

基本的に相手の動きを妨害することができないため、自分の墓地を肥やすことにリソースを割いていきます。ただし『歩く賄賂 コバンザ』を召喚された際は、爆撃男などを用いて最優先で破壊するようにしてください。
一方で同じリソース源である『海底鬼面城』は放っておいてもよかったりします。対面数が少ないので正確性に欠ける点はありますが、自分も便乗してドローすることにより、ワンショットキルに必要なパーツやイワシンを無理矢理引き込めるという利点があります。

相手の警戒すべきS・トリガーとしては『終末の時計 ザ・クロック』や『スパイラル・ゲート』があげられます。後者は呪文とはいえ、殿堂レギュレーションの都合上1枚しか入れることができないため、打点さえ揃えた上で5000GTが着地していれば、問題なく押し切ることができると思います。
ただし相手側は『機術士ディール/「本日のラッキーナンバー!」』による遅延が可能なため、平均的なキルターンの速さも相まって苦しい戦いを強いられることになってしまいます。

『超宮城 コーラリアン』のブロッカーには気をつけましょう!!!


・青魔道具 ・・・ 不利
先述の5cジョニーと同じく横展開によるビートダウンを意識しましょう。

こちら側には『卍 新世壊 卍』を剥がす手段が一切存在しないため、ほぼ100%相手の手札具合によって勝負が決まると言っても過言ではありません。また防御面でも呪文のS・トリガーが多く採用されているため、ワンショットも一筋縄では通らない苦しい対面となっています。

ここまで聞いていると「不利を通り越して無理対面では?」と思うかもしれませんが、相手は新世壊を貼れない限りほぼ勝ち筋が存在しないデッキタイプです。新世壊を貼られてしまう前に1枚でも多くシールドを割ることを意識して、諦めずに細い勝ち筋を拾いにいきましょう。
詰める際には色々裏目が存在しているため、相手の公開領域などを参照しながら『堕呪 エアヴォ』、『堕呪 カージグリ』、『堕呪 ギャプドゥ』をより多くケアできるようにプレイしていきましょう。今回の試合では、エアヴォをケアすべく、コスト8以上のクリーチャーの攻撃を後回しにさせるプレイングを取っていきました。

最後に:

北陸からのプロプレイヤー排出や7月からのシーズンチェンジなど、GP8thの時以上に北陸のDM界隈は大きな賑わいを見せています。

県内ランキング上位の顔ぶれも目まぐるしく変動を続けており、入賞1回で一気にTop5へと食い込めるぐらいのデッドヒートが常に続いている印象で、自分としてはなかなか心が休まりません笑
それでも、ランキングの横部分にメダルが表示された時はとても嬉しかったですし、Twitterで非常に多くの方々から祝福された際もニヤニヤが止まりませんでした笑

次こそは優勝プロモを持って帰られるように、目の前の1試合1試合を丁寧にこなしていこうと思います。

運営していただいたスタッフの皆様と当日対戦していただいた方々、そして結果報告の際に祝福していただいた皆様に感謝の意を示しながら、今回は筆を置かせていただきます。
ありがとうございました!!

2019/06/16 Bushi

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