自分自身のビジネスモデルを持つこと

今や企業がビジネスモデルを確認し、更新することは常識となっている。ここでは、働く個々人がビジネスモデルを持つことについて書きたい。
昨今、ビジネス現場での重要性が唱えられている自律的人材の育成ともつながります。

パーソナル・ワークモデル

ビジネスモデルは、企業や、組織が持続して利益追求や活動を継続するための抽象的なツールですが、同様のものを個人レベルでも構築することができ、『パーソナル・ワークモデル』と呼んでいます。このパーソナル・ワークモデルは、個人が持続的に働くこと仕組みを表したもので、企業・組織の構成員、経営者個人が活用することで、様々なメリットが期待できます。

パーソナル・ビジネスモデルのメリット

個人が、パーソナル・ビジネスモデルを持つことで、どんなメリットがあるか見ていきましょう:

  • 実際に、言葉やビジュアルに表現することで、役割や関係がクリアになる

  • 自分のキャリアに自分らしさを反映させやすい

  • 自分のキャリア上の強みや課題がわかり、将来的な自分の目標や、実現方法を考えることができる

  • 環境の変化が合ったときに、適応しやすい変化し続ける社会に適応しながら働ける

  • 組織のメンバーの場合:チームのビジネスモデルとの整合性を保つことで自律的に働きやすくなる

パーソナル・ビジネスモデルの手法

パーソナル・ビジネスモデルは、書籍『ビジネスモデル・ジェネレーション』の後に出版された『ビジネスモデルYOU』で紹介された手法が、海外で多くの活用の実績を重ねていくうちにマイナーチャンジを重ねて改良されたものです。NPO、サービス業、個人などでは、サービスの考え方がより重要視されます。


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