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“作っておわり”のその先へ。「制作のプロ」がデジタル×クリエイティブで実現したいこと

新卒から約20年間、雑誌や広告など、媒体を変えながらも一貫して雑誌制作に携わってきた川崎慎悟さん。

現在ではビジネスプロデューサーとして、業界に対する知見があるからこその仕事を担っています。

そんな川崎さんがFUSIONに入社して3ヶ月。ご自身の強みや、FUSIONの魅力などを語っていただきました。

川崎 慎悟(かわさき・しんご)
リクルートグループ、雑誌制作会社、スポーツ雑誌広告営業、広告制作会社を経て、2023年9月にFUSIONに参画。


新卒からずっと「制作」に携わりつづけてきた

ーーまず、これまでのキャリアについて教えてください。

川崎さん:
新卒で、株式会社リクルートコンピュータパブリシング(現在はリクルートに吸収合併)に入社し、進行管理をしたり、ページを組んでデザインをしたりと、雑誌の制作をしていました。その後も株式会社ビーワークスに転職し、引き続き雑誌制作に携わりました。

3社目となるノースショア株式会社では、スポーツ雑誌の広告営業をしていました。もともと野球をやっていたこともあり、地元・岩手の印刷会社が出しているスポーツ雑誌に着目していて、いつか自分もスポーツ雑誌に携わり、全国に広げていきたいという想いがあったんです。

ーーこれまで一貫して雑誌制作に携わってきたんですね。

川崎さん:
そうですね。新卒からずっと業界にいたので、むしろ雑誌制作のことしか知らなかったんですよ。

しかし、徐々に雑誌の売れ行きが厳しくなってきて、会社が出版から手を引くことになったタイミングで株式会社CUBELに転職し、広告制作に携わることになりました。

そこでは、化粧品やコスメメーカーなどのクライアントに対して、キービジュアルやプロモーション動画制作のプロジェクトマネジメントなどを行っていました。

「本当に僕でいいんですか?」未経験だからこそ期待されていること

ーーそんな川崎さんが、FUSIONに入ろうと思ったきっかけは何だったんですか?

川崎さん:
新卒からずっと制作会社にいたので、雑誌にしても、キービジュアルにしても、動画にしても、作ったものがどう広がっていくのかを追ったことがなかったんですよ。

「もう少しSNSを使えばいいのにな」「紙媒体だけに使うのは勿体ないな」と思いつつも、それを提案する立場でもないので、口に出したことはなかったです。これまでは、「作っておわり」が普通でした。

そうやって、これからも制作会社で働くとばかり思っていたので、制作会社や代理店などの募集要項を見ていたところ、目に留まったのがFUSIONでした。

「デジタル × クリエイティブを掛け合わせる」というコンセプトを見たとき、「これって、絶対難しいけど、うまくまわったらすごいよな」と思って。

実際に面接では、「もしこれが実現できたらすごいことになりますね!」と話していたら、「チャレンジできる機会がここにありますよ」と言っていただいたことが、入社の決め手になりました。

むしろ、最終面接では開始5分で入社が決まったので、「本当に僕でいいんですか?」「よく僕の書類を通しましたね?」と質問攻めにしてしまいました(笑)。

ーー広告制作に携わっていたとはいえ、デジタルの領域は初めてだと思います。実際に入社してみていかがですか?

川崎さん:
まだ入社して間もないですが、とにかく覚えることが多くて…。
1ヶ月をかけて、やっとスタートラインにやって来れたと感じています。

でも、自分は社会人としての歴は長いけれど、わからないことはわからないと言えるのが強みでもあるので、どんどんまわりの人に聞いて、実行に移していくだけだと思っています。

ーー逆に、社会人歴の長い川崎さんだからこそ、期待されていることもありそうですよね。

川崎さん:
たしかに、そうですね。若い会社だというのは知っていたので、44歳の自分が入ることで、クライアントとの橋渡しができればと思っています。
自分はベテランっぽい雰囲気を醸しながらも、どこか新人のようなガツガツ感があることを褒めていただくことが多くて。「バランスがいいですね」とよく言われるんです。

もともと、ただ歳を取ってマネジメントだけをしていくような存在にはなりたくなかったし、かと言って、いつまでも若ぶっているのもカッコ悪い。コミュニケーションの取り方は意識しているポイントかもしれません。

あと、自分の大きな強みだと感じるのは、この20年間で培ってきた繋がりと、携わってきたものの数ですね。

最近ではやっぱり紙媒体の需要は減ってきていて、Webに移行したり、Webでの施策を必要としている会社が増えてきています。それは、雑誌制作の現場にいたときに、一緒に仕事をしていたクライアントも同じ状況です。

なので、今はFUSIONのビジネスプロデューサーとしてフロントに立ち、これまで繋がりがあった方たちと連絡を取って、課題のヒアリングをするような動きをしています。現場で働いていたからこそ、業界をしっかり理解し、悩みに寄り添うことができていると感じますね。自分にしかできないことだと思います。

別業界だからこそ、必ず貢献できることがある

ーー川崎さんが思う、FUSIONの魅力はどんなところだと思いますか?

川崎さん:
15歳も歳は離れていますが、僕は代表の前田さんと取締役の廣瀬さんのことをすごく尊敬しているのですが、おふたりの魅力がそのままFUSIONの魅力になっていると感じています。

おふたりは、とにかく課題解決の力がすごいんです。「これを売ってこい」と言われたら、何としてでも受注してくるようなパワーがある。僕が課題解決に必要だと考えている、企画力、突破力、説得力の3つの力を兼ね備えているのがおふたりです。

たとえ、デジタルじゃなくても、広告業界じゃなくても、このふたりなら活躍できるんだろうなぁ、と思えますね。

ーーありがとうございます。最後に、これからFUSIONに入社を考えている方にメッセージをお願いします!

川崎さん:
たとえ未経験でも、負い目を感じる必要はないと思います。

もちろん、広告のデジタル配信の知見を持っていたら即戦力だとは思うけど、僕みたいにまったくの別業界から来ているからこそ、必ず貢献できることがあると思っていて。

現に、僕はアナログな現場にいたので、すべてを「絶対にデジタルでやらなきゃ」とは思わないんですよ。デジタルはあくまで広告の一部なので、課題解決にもいろんなやり方があると思います。

そもそもの課題が何なのかを深堀ってみたら、実はデジタルは全然関係ないかもしれない。僕が思うFUSIONの武器は、デジタルメディア配信できることではなくて、課題解決に優れていることだと思うんです。

そのひとつの武器としてデジタルがあるだけ。だから、いろんな手段を提示できるような人がいたら、もっとFUSIONにできることが広がっていくんじゃないかな、と思います。

自分の可能性を信じてみてください。

(取材・執筆=いしかわゆき(@milkprincess17)/撮影=倉内一成)

最後に

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