046話:ホーウィン・ウィスキーコードバンの本藍染

この革。ファンであれば激怒・卒倒モノかもしれません。

前回にこりず、高価な革で、また遊んでしまいました。本藍染で。でも、遊ぶからには妥協はナシ!

江戸時代から伝わる伝統技法を用いて、天然の藍で染め上げました。ただの本藍染とは違い、阿波藍製造無形文化財、国指定 卓越技術者 現代の名工 佐藤阿波藍製造所 19代目藍師 佐藤氏が製造する「すくも」を使用した染めです。依頼先はこちら。

◆ホーウィンを特別な藍染してどうなった?

このコードバン、表面だけでなく、内側の鞣しがしっかりしているから、いい色が出たと思います。

裏面まで、このとおりです。

伝統的な藍は、不均一に染まることがあり、それが、不均一な染色のホーウィンコードバンと重なり、面白い結果になりました。

◆その質感は?

もともと、たっぷりとグリスを擦り込ませていたせいか、染めた後も、油分の抜けによるカサカサ感をそこまで感じませんでした。

また、内側もしっかり鞣されていたので、簡単に復活。色は元のウィスキー色と藍のネイビーが重なるため、コントロールが必要になるかもしれませんが、不均一な色味とシットリとした感触が官能的なエイジングを期待させます。


◆どんな製品になったの?

とりあえず、いつものとおり、怪しさ満点のthree2fourさんに送りました。

結果

財布ではありませんでしたね。。こちらで、詳しく紹介してありますので、ぜひごらんください。

革を開発するには、こちらで紹介したとおり

08:染色
 染料に漬け込んで染色する場合と、スプレーで顔料を吹き付けるやり方にわかれる。
染料の場合は乾燥前に行う。

09:仕上げ加工。
 必要に応じ、型押しやアイロンによる艶出しなどが行われ、最後に計量、梱包し、出荷へと流れる。

08、09を自分のやりたいように変えることで、気軽に革開発ができます。新しい革が自分の手で生まれる、エキサイティングな瞬間を、楽しんでみてはいかがでしょうか。

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ZinRyu (靴師)

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