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今年、一番楽しめた言葉

日本語はとても高度な言語です。

会話にも複数の言い回しや、
固有名詞があったり、
同じ発音で異なるものを、
イントネーションで区別したりしてます。

さらに文字にすると漢字、ひらがな、カタカナ。

こうやって記事にするのが楽しいのは、
使える道具やパーツがたくさんあるから、
止められないDIYに似てるかも。

日本には和製英語というジャンルがある。
今年、特にお気に入りだった言葉。

【リベンジ】

よく耳にしたし、
活字として拝見しました。

使われ方として多かったのは、

「お店に行ったのですが、
 混んでて諦めました。
 次こそはリベンジ!」

言葉としても使われ方として、
日常的になって違和感はない。

でも私の妄想の中では、
あの有名人があのお店に、
どんな復讐をするのだろう?

どんな計画を練って、
どんな装備で行くのだろう?

そこでどんな戦いを、
繰り広げられるの…etc。

という感じに変換されます。

別にそんな意図で、
使ってないのもわかってます。

きっと再挑戦の意味で、
お使いなのでしょうが、
もしかしたら近い将来、
辞書に載るようになるのかもですね。

敗退したスポーツ選手が
インタビューで口にし、
「もう一回挑戦します!」
とも聞こえる言葉でもあります。

きっと伝わりやすいし耳障りもよく、
使い勝手のいい言葉。

正しい日本語が現在の使われ方に、
修正されてるものもあるし、
別に人とのコミュニケーションの中で、
意思疎通ができていれば、
指摘するまでのことでもないと思います。

身近な人が使っていれば、
それが会話のネタにもなりますし、
こういう変化を私は密かに楽しんでいます。

釣り人の方が、
「今回は坊主でしたが、
 次こそはリベンジします!」

相手は望んでもいないのに、
対戦カードが決まってしまうのが、
とても面白い状況。

そして、金子みすゞさんの
「大漁」が頭をよぎるというお話。


お疲れ様でした。