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CHOCOLATE inc.企画作家コッペくんが実践している「哲学を企画にする」マーケティング戦略

こんにちは。女子大生編集長ひらぴすです。

本日はC CHANNELの女子大生マーケティング集団「yellow project」のイベントに参加して、企画作家をしている大澤創太さんのトークショーを聞いてきました。

クリエイティブ集団CHOCOLATE inc.の企画作家であり、フリーでPRプランナーをやっている大学4年生。

「喫煙女子」「ブラライナー」「ズレて、重なる物語。」など、手がけた企画がSNSで大きな話題を呼ぶ彼がどうやって企画しているのか!気になりますよね!まとめてみました。

1.「マーケティングやりたい」って、なんか違くない?

「マーケティング」とは「なにかを誰かに届けるために行う非連続的な作業工程」
教科書的に細分化すれば、リサーチ、データ分析、ターゲティング、UI/UX、PR戦略立案、SNS運用、クリエイティブ制作・・・・とやることが山ほどあります。

でもそれはあくまで「どうやって伝えるのか」の手法(HOW)でしかない。じゃあ「何を伝えたいか」の(What)は?というと、とくにわからない・・・という人が増えている。

例えば!好きな男の子ができたら、「あの人に振り向いてもらいたい」って欲求が出来ますよね。
彼のSNSを遡って「どんな人なのかな」と調べて、友達に好きなタイプを聞いてもらう。
そして「どうすれば好きになってもらえるかな?」って彼の好みに合わせて服やアクセ、メイクを変えたりしますよね。

伝えたいもの(What)さえ明確にしてしまえば、私たちは自然にマーケティングをやりはじめるんです。

2.きょうのテーマ:「哲学を企画にする」

哲学って何なのか。

中学生の時に初めて学校につけていったワックス。
恐る恐る吸っていたタバコ。
アトマイザーに入れてこっそり持って行った香水……

その持ち物ひとつで、人生が変わる。そう信じていたものってありませんでしたか?他の人にとってはなんでもないけど、その子にとっては”爆弾”のように生活に影響をもたらす価値があるもの。それがその子の哲学です。
「獣になれない私たち」のガッキーは、いつでも忙しい生活を激変させられる”爆弾”として胸ポケットに退職届を入れていました。

PRプランナーは、だれかのプロダクトを多くの人に届けるために道筋を作るお仕事。
=哲学を”見つける”行為。

企画作家は、1から作り上げたものを届けたい人に向けて届けるお仕事。
=哲学を”自分の中で見つける”行為。

究極的には哲学を見つけることが出来るようになれば、それがお仕事になっちゃう、というわけです。

3.「哲学」ってどうしたら見つかるの?

そう、普通に生きてたら哲学は見つからない。
見つけるための3つのヒントを教えてもらいました。

ヒント①自分の偏見を認識、共有する。

「インスタで何回かに分けてる投稿って、毎回ずれてヘン」
そう思ったことありませんか?

↓この状態だときれいですが、投稿を増やすたびに1マスずれてしまいます。

この違和感からはじまったのがこの企画。

「ズレるって、良くないことだ」という小さな偏見。
ここに見つけた哲学が「世の中の歪みを肯定してあげたい」

ズレを趣きのある表現に変えるには…?
悲しい「お互いの認識のずれ」って人間関係でもよくあること。

「ヘンじゃない?」って偏見を、価値のないものと思わずに気づいてあげて、共有してみるとなにかが生まれます。

ヒント②些細な躊躇に、目を向ける

「女子だから喫煙所に行きづらい」
「タバコ吸ってるって、周りに言いづらい」

”世の中の当たり前”に抑圧されてることってけっこうありませんか?
別に法律上はOKなのに、なぜかタブー視されやすい「女子の喫煙」に着目してできた企画が、フォロワー8000人以上と人気のこれです。

哲学は、「ポップにタブーをなくす」。
思想をダイレクトに押し出すことで生まれる軋轢を、明るく解決できないかな?という想いです。

実際に行った施策はこんな感じだそう。

・カメラマンとモデルをtwitterで募集
・LINEグループで案件共有、撮影の仕組み化
・色物なので受け入れてもらうまで1日1投稿を続ける
・フォロワーの女子率を上げるため下着メーカーとコラボ
・喫煙を始めるまでのストーリーをnoteで連載

「みんなはこうだから」で抑え込まれてること、ありませんか?
目を向けてみれば、何か生まれるかもしれません。

ヒント③寂しさに嘘をつかない

「ぼくらが表現できる場所って、SNSとか、そのへんの紙とかだけ。街中に落書きしたら怒られる。それって寂しくない?」
そこからできたのが、参加者募集中の新企画。

哲学は「表現の拡張」。

SNS上であれば、渋谷109の壁面にだって、何十万円もするブランドの財布にも落書きしていい。余った服がどんどん捨てられている社会問題に一石を投じてもいいし、表面上はキラキラしてる街の皮を剥がすようなことを描いてもいい。

「さみしい」って、すぐにメンヘラ扱いされるし、隠すべき感情みたいに扱われているけど、じつは誰もが持っている大事な感情。
嘘をつかないでいいんです。

4.企画をつくるのにだいじなこと

「クリエイティブはうんこだ」
                             中村雷太

カップラーメンしか食べない人からキャビアやフォアグラが出てくるわけがないのと同じで、ずっと同じものを見てる人からは、別のものは生まれてこない。
だから、「いかに色んな人や作品をちゃんと観るか」が大事です。

「何をどう借りるかを選ぶセンスがオリジナリティ」
                     evening cinema Vo.原田夏樹

かならずしもゼロから作る必要はない。思いついたものを実現するために、集めてくるという感覚でいい。

そして締めくくりに引用され、私がいちばん印象に残った言葉。

世界で一番おまえが正しいんだよっておれがうたってやる、みんなの前で
                   andymori/クレイジークレイマー

この歌詞がPRの本質を表してる、とコッペくんは言います。

「変な目で見られるかも」とか「浮いちゃうかも」とか、そういう自分を抑え込む目を取っ払ったときに残る「これでいいの!!」って想いを、たくさんの人に届けること。

え。PRって、企画って、めちゃめちゃいい仕事じゃないですか。。。?
ファンになりました。(andymori好きなので余計刺さった)

まとめると、

・マーケティングは、伝えたい哲学をみつけることから始まる
・哲学を見つけるヒント
  ①自分の偏見を認識、共有する
  ②些細な躊躇に、目を向ける
  ③寂しさに嘘をつかない
・とにかくいろんなものを観ること!

こんなかんじです。
これからも、独自の世界観あふれる企画を生み出す大澤さんに注目ですね☆
(終わり方がわからず突然ぶりっこ)

ひらぴすでした!

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うれしいです。好きです。
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ひらぴす

横国・人文┊︎キラキラ女子になりたくてしょうがない。ファッションメディア編集長┊︎メイクで見返すブログ中の人 ┊︎権力が欲しい!

マーケ・広報のまなび場

マーケティング、広報系のイベントに参加したまなびをわかりやすくまとめます。有益です。
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