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僕が出会い系サイトを作るまでの物語

僕は大学生の時に東大生と女子大生を
マッチングする「東大カフェ」
というアプリを作った。

今日はそのアプリを作るまでの
ストーリーを紹介したい。


そもそもなぜ東大に入ったか?


僕は高校生の時に鉄緑会という生徒の半分が
東大に受かる"東大専門塾"に通っていた。

ただ、僕は東大に行けたらいいな程度で
大したモチベーションはなかった。

しかし、それがある日塾の先生の
一言によって変わった。


東大に入ったらめちゃくちゃモテるよ


今思えばただのセールストークだが、
その頃の僕には突き刺さった。

特にその発言をした先生は東大卒だったが、
見た目が出川哲郎タイプでモテそうな感じ
ではなかったのも妙な説得力があった。

保育園でモテ期が終わった僕はこう思った。


俺も東大に入ってモテてみたい



先輩から浴びせられた一言


それから辛い時が来る度に将来のモテモテの
自分をイメージして一心不乱に勉強して
何とか東大に滑り込むことができた。

入学して入ったのはイケイケなイメージのある
"テニスサークル"と"ダンスサークル"の2つ。

僕は沢山の女の子に言い寄られるだろうと
意気揚々にサークルに参加していた。


それから3ヶ月。。。


一向にモテなかった。1人にもである。

今思えば野暮ったい服装をした
ひょろひょろのガリ勉野郎がモテる
わけはなかったのだが、当時の僕は

聞いてた話と違うじゃないか!!!

と憤っていた。


その話を大学の先輩に話すと
意外な一言をいわれた。

お前何言ってんの?
東大生は卒業してからモテるんだよ

僕は、
「えっ社会人まで待たなきゃダメなの?!」
とパニックになってしまった。


それから僕は

そんな先まで待ちたくない。。。

と思いながら大学生活を過ごていた。



奮起


転機が訪れたのは大学3年生になり、
相変わらずモテない生活を過ごしていた頃。

偶然テレビをつけると、
東大生の彼氏を見つけることを目当てに
東大の文化祭に来る女子学生のニュースを見た

その時に感じたのが、


東大生は需要ある!あんなに頑張って勉強して入ったんだから大学時代にモテてもいいはず!


そこで僕は共感してくれた大学の友達2人と、
女子大生3人に協力を頼んで「東大カフェ」
という東大生と女子大生をマッチングする
サイトを作ることにした。


僕と東大生1人が開発を、
女子大生の子にはデザインを、
最後の1人にはビジネスモデルを考えてもらった

実際に食堂で学生に声をかけて
ヒアリングしてニーズを集めたりもした。

着想からリリースまで1年という月日が流れた。


教訓


リリースしてみると周りの友達を中心に
結構登録してくれて東大生を50人
くらい集めることができた。

ただ女子大生の子へのPR手段が中々
見つからずユーザー数を伸ばせずにいた。

そのタイミングで僕は上海に
半年間留学してしまった。


そこで、僕は"人生最大のモテ期"を迎えた。
僕の顔は日本人には全くウケないが
中国人好みの顔だったらしい。

イベントに参加すると僕との写真
目当てに長蛇の列ができるほどだった。

我ながらアイドルみたいな
モテっぷりだったと思う。

ただ、逆に「モテたい!」という感情で始めた
アプリへのモチベーションは0になってしまった


結局卒業前に帰国したのだが、
就職してからもそのアプリを続ける
意欲がなくなってしまいクローズになった。


この経験を通じて学んだことは

サービスを作るのであればそれは

モチベーションを保ち続けられる

サービスでなければいけないということ


今回のように"モテたい"という
個人の感情だけで始めてしまうと、
感情が収まった時に一気にやる気がなくなる


次に何かサービスを作る時は一時の"感情"
ではなく、実現したい社会への"思い"を
強く持って始めたいと思う。



因みに、、、

社会人になっても全くモテないので、
noteを通じて人間力を磨きたいと思います。笑


みなさんにモテたい時期はありましたか?


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