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2022年はゆっくり、丁寧に、育む一年にする。

noteを書こう、書こう、と思いながら
今年もまた、いつの間にか年末がやってきてしまった。
年の瀬の振り返り だけは続けているようで今年で4年目。
今回もまた2021年のふりかえりと、2022年の目標を考えてみる。


1年間のできごとメモ

まずは、今年一年のできごとの振り返り。

1月 やばけい未来塾に参加してくれた2人が短期住民としてシェアハウスに滞在。このときは農泊関連の仕事で忙しかったみたい。
2月 簿記3級の勉強をして、月末に資格を取った。この月は福岡県宮若市の百家農家さんや、別府のエネルギーについて研究している人のところへお話を聞きにいく。短期住民の2人は帰っちゃったけど、日夏莉が移住してくる。
3月 未来塾の同窓会や、耶馬溪で2回目となる第10回環境系学生未来塾の開催、そして、まゆちゃんが移住してくる。もう一人やばけい未来塾に参加してくれた子が3ヶ月の短期住民としてきてくれる。このときはTinyHouseも忙しかった。
4月 協力隊3年目に。短期住民がもう一人増える。6人暮らしの始まり。超帰省という企画が始まる。「hitotoseのひとっとび」という名前で1泊2日の旅に出る。このときは糸島へ。
5月 鹿児島大学の授業や、地域ブランディング講座など、オンラインでの学びが増えてくる。hitotoseのひとっとびで南阿蘇へ。
6月 TinyHouseの仕事で北九州の黒崎へ。超帰省の事前視察。大分大学や鹿児島大学でお話しさせてもらう。梅仕事をしたり、夏祭りが本格化してきたり。 
7月 前半は法人の設立に向けての準備、後半は大学時代の友達がたくさんhitotoseへ。このときは忙しすぎたのか突発性難聴で左耳が聞こえにくくなる。(2週間くらいで回復しました)ひとっとびで隣町のうきはへ
8月 そーちゃんと2人で小さい会社をつくる。短期住民が2人帰っちゃいました。その代わり、この月も1〜2週間の短期で滞在する未来塾の人たちが。ありがたい。3回目となるやばけい未来塾を開催。2年半働いた地域おこし協力隊を辞める。
9月 上旬は屋久島の未来塾へ。中旬はまた大学時代の友達が東京や鹿児島から遊びにくる。屋久島未来塾で会った鹿大生も2週間ほど滞在。TinyHouseJapanでの修行が本格的に始まる。
10月 TinyHouseで働く日々。旬菜館にて秋祭りの開催。ひとっとびは博多に。
11月 超帰省の秋編の開催。紅葉シーズン、断続的にシェアハウスにお客さん。シェアハウスの付属サウナが完成(とりあえず)。hitotoseでPodcastの「コテンラジオ」が流行り始める。
12月 未来塾同窓会。またまた未来塾の人たちが2人、1〜2週間ほど滞在。延期されていた湖畔祭りの開催。会社の事業を整える。最上級幸福時間「ラスタ食堂の出張クリスマスディナー」を味わう。




振り返ってみて、どんな一年だった?

色々と始まったことが多い一年だったなぁと思う。
ずっと2人がベースだったhitotoseの暮らしも、しっかり4人以上でシェアハウスらしさが増したり。
協力隊を早めに退任して、TinyHouseJapanでの大工仕事が始まったり。
小さく会社をつくって、耶馬溪でやっていること、これからやりたいことを集約したり。
会計簿記の勉強をして、実際に会社や旬菜館などに入りながら、貸借対照表や損益計算書など組織のお金まわりの見方が変わったり。
シェアハウスの暮らしも、BookCafeLoungeやサウナができてより豊かな暮らしになった。

改装中のサウナ Mount Move

そんな2021年を過ごしながら感じたことが3つある。



一つ目は「暮らしをつくるシェアハウスhitotose」について。
数日前、過去の振り返りnoteを見ながら、いい言葉だなと思ったこと。

これからの時代、
きっとデジタル化が進んで、人の温もりが感じにくくなったり、
コミュニティの価値が高まって、必死に自分の居場所を求めたり、
でも、どこか寂しさが拭えなかったり、
就職先だけでなく、働き方や生き方までもが選択を迫られるようになってきて、でも、資本主義の世の中で長いものに巻かれなければ生きにくかったり。
きっとすごい変革期を僕らはいま生きていて、心苦しいときもたくさんあると思う。

でも、そんな時代だからこそ、
一人一人と対話をしながら、関係性を紡いでいくことを忘れずにいたい。

耶馬溪でのシェアハウスはその基盤にする。

『2021年は学びと実践を深める一年。もっと自由な大人になろう。』
2020/12/31 太

実際に未来塾でのつながりや超帰省などのイベントを中心に、いろんな人がhitotoseを訪れてくれていて、少しずつ、シェアハウスがそんな場に成長してきたんじゃないだろうかと思っている。なってたらいいな。

リトルフォレストで見た「トマトの塩水漬け」を仕込み中



二つ目は、大工仕事の奥深さについて。

まだまだ修行中でできることは少ないけれど、「木」の可能性を感じながら日々働いている。刃物を当てると簡単に削れたり、切れたり、傷がついたりするのに、組み合わせると頑丈で強く、でも熱すると人の力で曲げられるし、どんな形にでもなる。
木の香りに包まれた心地いい空間は、家になったり、お店になったり、対話の場となったり、無限の価値が広がる。

そして、一番大事なのが、その資源は山に放置されるほどあるということ。もちろん製材やいろんな加工をしなければならないけれども、鉄やコンクリートなどと比較してはるかにローコスト、ローエネルギーで日々の暮らしに利用ができる。

そんな循環の一部になれるように、早く一人前に仕事ができるようになりたいです。(頑張ります。)



三つ目は「人生の幸福度は、人との関係性の豊かさに比例する」ということ。

今年はとにかくたくさん食べ物をもらった。
そーちゃんが旬菜館で本格的に働きはじめたことが大きいけれど、米や味噌、お惣菜や野菜、柚子胡椒、鹿肉や猪肉。おかげさまで今年も毎日食卓が豊かでした。

そして、先日、そーちゃんの師匠であるらすたさんがクリスマスディナーを作りにきてくれた。
お金も受け取らず、「たまにはちゃんとしたコースも作れるんだよ」とか言いながら本当に美味しい料理を提供してくれたらすたさん。(本当にどうもありがとうございました)

らすたさんだけじゃなく、それぞれ得意な分野を持つ人たちと、いろんなつながりが増えてきた。そんな関係性がたくさんあることが、すごく豊かで幸福感を感じる、これからも大切にしたいことだなぁ。


そのために、自分も誰かに提供できる専門分野をもっと磨きたいし、
hitotoseがそんな関係性を紡ぎ、育んでいく場でありたい。



今年もまたあれやこれや忙しい一年だったけれど、こうやって振り返ってみると、いい一年でした。どうもありがとうございました。



2022年の目標とテーマ

2022年の目標
ゆっくり、丁寧に、育む一年にする。

「シンプルに生きること」を目標に、耶馬溪へ移住してきた2019年。
「つくる人」にあこがれるも、自分の未熟さを痛感し、それでもコツコツゆっくり重ねることを目標にした2020年。
どう暮らすのか、どう働くのか、どう生きたいのかを問いながら、少しずつ言葉にして、土台を整えてきた2021年。

移住してきてから、これまで蒔いてきた仕事の種や、関わってくれた人たちとの関係性が少しずつ増えてきて、本当にありがたいなぁと感謝しつつ、

それを、2022年は、ゆっくり、丁寧に、育んでいきたい
まだまだ荒さが目立つ自分の生き方や哲学を、少しずつ深め、言葉にしながら、納得感のある生き方ができたらいいなぁと思う。




そんな目標を達成するためのサブテーマとして、
「個々の才能をお互いに発揮しあえる場をつくること」
「段取りを8割にすること」
「両手に溢れるものは手放すこと」
を意識してみようと思う。




2021年、関わってくれたみなさま、どうもありがとうございました。
2022年、これからもどうぞよろしくお願いいたします。


それぞれにとっていい一年になりますように。
ともにいい一年にしていきましょう。


2021年12月31日

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