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「上位リーグに、めちゃくちゃ行きたい。5人でも、絶対に勝ちに行く」エスポラーダ北海道イルネーヴェ⑩星山 彩香

9月18日(日)、グリーンアリーナ神戸で行われた、日本女子フットサルリーグ2022-2023 第8節、福井丸岡ラック×エスポラーダ北海道イルネーヴェ戦後、エスポラーダ北海道イルネーヴェ⑩星山 彩香選手のインタビューです。

取材・文・写真:北谷 仁治

https://w-fleague.jp/score/result.html?gid=76970

「パススピード、判断の早さ・・・ミスが多く、自分たちがやりたいことができなかった」

―試合後の記者会見の中で、「自分たちがやりたいことは何もできなかった」みたいなコメントがありましたが、自分たちがやりたいことっていうのは、どんなフットサルですか?

⑩星山 彩香選手「普通に、簡単に、下でパス回しの・・・、Lカットとか、ライン間取るとかっていう・・・、基礎的なことを、何だろうな、ミスしてばっかりで。繋がらず取られて、というのが多かったかなって感じなので。

今までそれを結構練習してきてたので。そこのところをもっとできたのかなっていう・・・。

具体的に言ったら判断の遅さだったり、パススピードだったりとか、そういった部分がちょっと目立ったかなっていう印象ですね」

―プレス回避の横パスがトラップできなかったり、バスがずれたりというのが何回かあったと思いますが、そのあたりが普段よりミスが多かったかなという印象ですか?

⑩星山 彩香選手「そうですね」

―そこができなかったのは、丸岡の守備が良かった?

⑩星山 彩香選手「そうですね。切るところしっかり切ってきてたので、展開するにも、そっちをも全体的に切られてたので・・・。

かぶさってとられたりっていうのが多かったので、そういうところがすごいラックさんが上手で・・・」

得点を重ねるごとに厳しくなってくるマークへの対応は?

―丸岡の会見では、田中監督が『星山選手をどう抑えるか』という話をしていました。得点ランキングも1位なので、マークが厳しくなってくるかなと思いますが、そのあたりはいかがですか?

⑩星山 彩香選手「そうですね。やっぱりま結構今日もマークにつかれていたなと思ったので・・・。

もっと自分が囮になって、裏に抜けたりとかして、周りをもっといいように行かせていけたらいいな、という感じですね」

フットサルを始めるキッカケ、フットサル歴、得意なプレー

―得意なプレーは?

⑩星山 彩香選手「得意なプレーはもう、ドリブル突破からのシュートですね」

―フットサル歴はどれくらいになりますか?

⑩星山 彩香選手「フットサル歴は、イルネーヴェの前に北海道の札幌のチーム居て、なので、何年になるんですかね・・・。

2018、19、20、21、22・・・、4年ですかね」

―フットサルをやるキッカケは?

⑩星山 彩香選手「友達がやっていて、そこのチームでやっていて、誘われて、という感じですね」

―最初の方はサッカーとフットサル、両方をやっていた感じなんですか?

⑩星山 彩香選手「どっちもちょっと遊び遊びで・・・。

本気でやるっていうよりかは、もうダイエットとか、そういう系でしたね。

ダイエットというより、『楽しもう』『運動しないと』みたいな感じですね」

―サッカーは何歳ぐらいから始めましたか?

⑩星山 彩香選手「小学校2年生から、少年団で。

中学校はクラブフィールズ・リンダで、高校は室蘭大谷。そして武蔵丘短期大学で、ノルディーア北海道って感じですね。

サッカーは結構長い・・・10何年ぐらいやってんですかね・・・」

―サッカーでのポジションは?

⑩星山 彩香選手「フォワードです。ずっとです」

フットサルを「本気でやってみたい」と思い、イルネーヴェへ

―エスポラーダ北海道イルネーヴェへは、どういう経緯で入団に至ったのでしょう?

⑩星山 彩香選手「知り合いがいて。『本気でやってみないか』と誘っていただいて、自分もちょっとフットサルも遊びでやってたけど、『本気でやってみたいな』という風に思って、練習参加に行ったら、結構楽しくて、という感じですね。

本気でやろうって思って入りました」

―イルネーヴェは何年目になりますか?

⑩星山 彩香選手「3年目ですね」

「フットサル、戦術を知ってから、視野も広がって、楽しい」

―やってみて、本気のフットサル、女子リーグはどうですか?

⑩星山 彩香選手「去年まではやっぱり、なんかまだ全然フットサルっていうのを知らなくて・・・。

ただドリブルして、パスして、シュートとしてとか、自分でもサッカーっぽいんですけど、本当に・・・。

フットサルで・・・なんかライン間とか、そういう戦術とかを知っていけたのが今年からで・・・

なんかもっと視野を広げてやれてるから、楽しいなって感じで・・・」

―3年目になって、ライン間や戦術を意識するようになった?

⑩星山 彩香選手「意識するようになったのが今年からです。

去年とかはケガをがしていて・・・」

―出れていなかった?

⑩星山 彩香選手「そうなんですよ」

「打たないと入らない」ゴールを取るための秘訣はシュートを『打つこと』

―ゴールを取るための、秘訣は何かありますか?

⑩星山 彩香選手「いやぁ・・・秘訣はないんですけど・・・。

でも本当に打たないと入らないので、打つことを意識してます」

―得意の角度とか形はありますか?

⑩星山 彩香選手「それはもう右サイドからの、ファーにシュートが結構得意です」

―サッカーとの時とフットサルの時で、ゴールの取り方、シュートの打ち方など、何か変わった部分はありますか?

⑩星山 彩香選手「シュートの打ち方とか全く変えてはいないですけど・・・。

でもフットサルはやっぱりよりコースを狙わないと、たぶん入らないかなって思います。

結構ゴールの大きさが違うんで・・・。

なのでサッカーだと、外(のコース)って、適当にやったら入るかなっていう感じなんですけど・・・。

(フットサルだと)ファーを狙って、味方の選手が走ってきて詰める、という感じなので、ファーに結構狙ってますね、自分は」

少人数の方が、チーム力、熱いものを感じる

―人数の話ですが、やっぱり後半ちょっと疲れは感じますか?

⑩星山 彩香選手「疲れますよ、やっぱり。(笑)

結構疲れますけど、でもやっぱり人数少ない方が・・・、自分の中では去年とかは結構多かったんですけど・・・。

何て言うんですかね、チーム力っていうか、そういうのが熱いものが、逆にあるんですよ」

―(自分が)『やらなきゃ』みたいな?

⑩星山 彩香選手「そうなんですよ。

一人一人の多分気持ちが多い時より全然違うなっ、て自分が感じていて。

責任感が強くなってるな、というのを感じてますね。

―前半ちょっと飛ばさなかったりとか、そういうペース配分もしたりしていますか?

⑩星山 彩香選手「それはもう監督の指示なので・・・。

自分たちもそうですけど、ラインはここからとかは監督の指示なので。

明日どうなるかも分からないですけど、ちょっと引くとは思うんですけど・・・」

―「前から行け」と言われたら、そこは前から行く?

⑩星山 彩香選手「それはないと思うんですけどね。(笑)

5人なんで」

「みんなの気持ちも高ぶっているのが伝わってくる。足がもげても、上位リーグに行きたい」

―あす、すみだ戦。上位リーグ進出がかかっていますが、上位リーグへの思いは?

⑩星山 彩香選手「もうめちゃめちゃ行きたくて、というか・・・。

みんなの気持ちも、凄い高ぶってるのが伝わってくるので。

なんとしても絶対勝ちに行く・・・行きます。

5人・・・なんか5人ですけど。本当にもうその気持ちです。

本当に。足もげても、怪我しても何しても、もうそこにかける思いはもうすごい強いです」

―上位リーグに上がりたい理由は?

⑩星山 彩香選手「今のみんなの気持ちが強いのが伝わるから、逆にこっちも連れてってあげたい、という気持ちですね」

―後半の一巡を上位で戦うか、下位で戦うかは全然違う?

⑩星山 彩香選手「全然違うと思います」

―最後に改めて、上位リーグがかかるすみだ戦に向けての意気込みをお願いします。

⑩星山 彩香選手「そうですね。人数は少ないですけど、今まで通りやってきたことをしっかりやって、全員で攻撃して、全員で守備して、絶対に勝ちます」

―流経大が今日負けると、あすの試合に勝てば、上位リーグに行けるということになりそうです。何点ぐらい取ったら行けそう(勝てそう)ですかね?

⑩星山 彩香選手「自分は・・・3点です」

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フットサルの専門誌がなくなった今も、取材活動を続けているライターがいます。3人ともライター以外の側面からもフットサルにかかわっているので、幅広い側面からフットサルの話ができると思っています。

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