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【タイ遠征2023 速報②】フットサル日本女子代表、中国に勝利し、2連勝&首位で準決勝へ進出

割引あり

レポート・写真:PANNA FUTSAL・海野 伸明

初戦8-0とインドネシアに大勝した日本。2戦目の相手は中国。中国はインドネシアとの対戦は1-1で引き分け。既に準決勝進出を決めている日本と、引き分けもしくは7点差の以内の敗戦で準決勝進出が決まる中国。過去の対戦では4回対戦し、日本の4勝と分の良い相手。しかし中国は2018年、2019年に日本国内の府中市で合宿を行い、当時日本リーグや関東リーグのチームとトレーニングマッチを行う等、積極的に強化活動を行っていた。中国では新型コロナ感染症の対策は非常に厳しいと報道されており、どのような活動を行っていたかは不明だが、中国はスポーツ大国でもあり、アスリートとしての潜在能力は高い。試合の立ち上がりが要注意と見られていた。しかし立ち上がりからフットサル日本女子代表が躍動する。

伊藤 果穂がMVP級の活躍。最年少メンバー・中島 菜月のゴールも

キックオフ直後の15番伊藤果穂選手のシュートはポストを叩く。キャプテンの気持ちが伝わったか、日本は一気に攻勢に。1stピリオド4分、前線でボールを奪った11番筏井選手の落としに15番伊藤果穂選手のダイレクトシュート右足一閃。ゴールまでのリフレクションはあったが、そのままゴールに吸い込まれ日本が先制。懸念していた立ち上がりで得点を奪った日本は一気に試合の流れを呼び込むことに成功。更に5分にも連携した守備で追い込み、右サイドで7番追野選手がパスカット。そのまま中央にカットインして放った豪快なミドルシュートがゴールネットに突き刺さり2-0とリードを広げる。更に3点目、4点目は15番伊藤果穂選手がアシスト。3点目は左サイドから、4点目は右サイドに展開してからのシュートパスがそれぞれ14番松本選手、11番筏井選手のゴールを演出。この日15番伊藤果穂選手はMVP級の活躍。積極的な仕掛けが相手の脅威となり、それが故に他の選手へのケアがおろそかなった事で生まれた得点と言って良いのかもしれない。更に5点目は6番中島菜月選手に初ゴールが生まれる。右サイドのキックインからのセットプレー。こぼれてきたボールを奪って思い切った右足シュートがサイドネットを揺らす。今回最年少メンバーのゴールで更に日本の雰囲気が良くなった感があった。

現地から、PANNA FUTSAL・海野さんのレポートです。海野さんにクラファンしてくれた方は記事代金を返金させていただきますので、ご連絡ください。info@futsal-times.com
※有料部にたくさん(全27点)写真を掲載しています。

2試合連続無失点。中国を圧倒

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