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【F1】第1節 名古屋vsしながわ、試合後の名古屋の記者会見 フエンテス監督とGK篠田龍馬のコメント「難しい開幕戦を象徴するような試合」

[F1第1節 2023.5.28 名古屋 3-2 しながわ パロマ瑞穂アリーナ 934人]
<取材協力・名古屋オーシャンズ>

 Fリーグ・ディビジョン1の開幕戦で、最も注目されたのが「絶対王者」名古屋オーシャンズと今季悲願のF1昇格をはたしたしながわシティの一戦だった。

 試合はしながわがリードをする展開で進んだが、最後は元スペイン代表FPアンドレシートが2ゴールを挙げて、名古屋が3-2で勝ち切っている。

 試合後の記者会見で名古屋のフエンテス監督は、試合に苦しんだものの事前の準備が十分にできていたことを強調した。

 試合後の記者会見での名古屋オーシャンズ フエンテス監督とGK篠田龍馬のコメント

――試合の総括をお願いします。

フエンテス 開幕戦はいつも難しい試合になります。その難しい開幕戦を象徴するような試合になったのではないでしょうか。非常に危険な試合でした。いろんな大事なことが重なる試合ですし、自分たちの対戦相手であるしながわがとても良い相手であり、良いフットサルをして、良い選手がいることもわかっていました。私たちは、オーシャン杯に勝ってここにきていますが、3試合とも難しい試合でした。100%の力で、その3試合をして疲労度も高いなかで、この試合に向けて準備をしました。そこを乗り越えないといけない試合だったと思います。その難しいなかでも、すごく良い試合ができたのではないでしょうか。前半は自分たちの試合だったと思いますし、試合の重要なポイントを自分たちが握ることができたと思います。チャンスを作れていましたし、キックインやCKの回数も私たちが上回りました。相手は2、3回くらいカウンターやセットプレーでのチャンスがあったと思います。公判が始まってすぐに失点をしましたが、誰もが頭を下げることなく、継続してプレーをして、2点目を決めに行きました。CKからの早い攻撃で2点目を決められましたし、3点目はFKからのチャンスを決めました。どういう形で決めるかという点では、決して自分たちが望んだ形ではなかったかもしれませんが、フットサルはそういうことも起こり得るスポーツです。期待していなかったわけではありませんが、期待値の少ないところからの得点を決めることができたと思います。

――試合の総括をお願いします。

篠田 難しい試合になりましたし、難しい試合になると思って僕たちも準備してきました。カップ戦の結果は、僕たちにとっても、しながわにとっても関係ない、まったく別のゲームになると選手たちも分かっていました。その通りの試合になったと思います。難しい試合のなかで、流れのなかから点を取れないなかから、ああいう形で点を取れたのはチーム力がついてきているのだと思います。勝負所で、パワープレーをこっちがしないといけない状況でああやって決められたことは、しっかり自分たちの仕事をしてきたから、ああいうことが起きたのだと思います。本当に開幕戦に勝てて良かったです。

――しながわは昨シーズンまでF1にいないチームでしたが、どういう分析をしていたのでしょうか?

フエンテス 1部にはいませんでしたが、オーシャン杯で対戦していましたし、2部にいましたが、1部でやっていた選手、1部でも通用する選手がいました。1部でも上位5チームに入るチームだと思っていました。直接対戦した経験から自分たちは、良い準備をしてきました。基本的には相手がやってくることは、自分たちのやってきた準備が100%に近い感じで、相手がやってきたと思います。相手のやってきたことに対して、私は驚くことなく、対応できるなと落ち着いていられました。

――同じ質問をキャプテンにも。

篠田 監督が言ったのと同じ形になりますが、オーシャンカップでも、2シーズン前の全日本選手権でも対戦していて、結構、厳しい試合になっていました。オーシャンカップではPK戦まで行っていました。メンバーは少し変わりましたが、監督も同じですし、基盤はしっかりできた状態のチームです。外国人勢も新しく入っていて、すごく良い選手でした。その対策もしっかりして練習に臨めていました。今日は白方選手がいなかったですが、知っている選手、一緒にやっている選手も多く、特徴もわかっていたので、サプライズはなかったです。

――F1で戦って強敵になる印象はあった?

篠田 そうですね。しながわは4枚の攻撃(クワトロ)をしてきて、あまり僕たちもその公的に対しての守備は得意としているわけではないのですが、その分、しっかり対策を立てて練習をしてきました。そういう意味では、クワトロに対しての守備でミスがあったりとかは少なかったかなと思います。

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