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【日本代表】練習中に見られた“緩み”を指摘するFP星翔太「代表レベルにはない練習になってしまった」

 フットサル日本代表は22日、アリーナ立川立飛でのトレーニングキャンプの初日を迎えた。20日から22日にかけて、選手たちはそれぞれの所属クラブでFリーグの公式戦をこなしてきたばかりだが、招集された全19名が汗を流した。

 練習の最後には、条件付きのゲームが行われた。ゴールが決まった後に攻める方向が変わり、トランジションを強く意識させる内容になっていたが、このルールをしっかり理解できていなかったのか、ゴール直後に喜ぼうとして攻守の切り替えが遅れる場面も見られた。

 今回のトレーニングキャンプに招集された選手のなかで、W杯に出場した経験を有しているのは、FP星翔太とFP森岡薫の2人のみ。そのうちの一人である星は、「後ろに戻ってはいけないチームなのに、ちょっと後ろに戻ったかなと、自分でも思ってしまいました」と、自身を含めたいわゆる主力組が、練習中に“緩み”を見せてしまったことを反省した。

以下、合宿初日の練習後の星翔太のコメント

――昨日、公式戦を終えたばかりですが相変わらずハードな内容でしたね。
 そうですね。でも、それは代表選手の宿命かなと思います。代表に入りたい選手がいても、ここは来れないわけじゃないですか? 選ばれている選手は、そこはアジャストとか、調整しないといけません。実際、今日は最後の練習に関していうと、すごく代表レベルにはない練習になってしまったなというのが、率直な印象です。

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