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【日本代表】キャリア初のW杯予選に準備するFP加藤未渚実「フットサル人生のなかでも、この時期が一番大事」

 フットサル日本代表は22日から24日まで、トレーニングキャンプを行った。合宿の最終日には、代表の常連組と経験の浅い組で15分プレーイングタイムの紅白戦が行われ、常連組が2-0で勝利した。

 合宿2日目の午前と午後にも、同じチーム分けでゲームが行われたが、その時はスコアレスドローで終了していた。

 この試合でも、攻め込みながらなかなかゴールが決まらないなかで、利き足とは逆の右足でシュートを叩き込んだ。「芝野に当たって」と、ボールが狙ったコースと違うところに飛んでいたことを明かしたが、同時に絶対に無得点で終われないという危機感もあったことを認める。

 その後、室田祐希のパワープレー返しもあり、2-0でしっかり勝ち切った。

 今年の日本代表の最初の活動となったタイ遠征でもゴールを決め、FP皆本晃のゴールをアシストするなど、日本代表の攻撃の軸としなっている。

 主軸チームのなかでは数少ない、3年前のAFCフットサル選手権ウズベキスタン2016を知らないレフティに、W杯へかける思いを聞いた。

以下、3日目の練習後のFP加藤未渚実のコメント

――三日間を終えての感想を聞かせてください。
加藤 初日に関しては、やっぱりちょっと疲労感もあり、なかなか良いパフォーマンスができていないなという実感がありました。2日目、3日目はセットも固定されていたので、コミュニケーションを、室田(祐希)、滝田(学)さん、(森岡)薫さんとして、どうやって薫さんに当てたり、室田や俺が1対1をできるかというところも、詰めて話をしました。結局、シュートに行くチャンスは多かったのですが、決めきれない部分が2日目にはあって、それは3日目になんとか2-0という形で終えることができたのは、個人としても、得点に絡むことができたので、そういう部分では満足しています。

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