マッチレポート

［8.9　AFCクラブ選手権　アルラーヤン　1-5　タイソンナム　バンコクアリーナ］
　AFCフットサルクラブ選手権は9日にグループステージの第2節を行い、フットサル日本代表FP清水和也を擁するタイソンナム（ベトナム）はアルラーヤン（カタール）と対戦した。清水は2ゴールを挙げる活躍を見せ、チームの2連勝に大きく貢献している。

　初戦を逆転勝利したタイソンナムだったが、この試合も前半13分にサイドでボールを奪われ、カウンターから先制点を決められる。それでも前半20分、タイソンナムはコーナーキックから同点ゴールを決めて、前半を1-1で折り返した。

　互いに譲らない展開が続いた後半12分、タイソンナムは再びセットプレーからゴールを決める。1点目ではファーサイドでおとりになった清水が、キックインを受けて右足を振りぬく。シュートはGKの正面に飛んだが、GKは弾き切ることができずにボールはゴールへ。このゴールでタイソンナムが逆転に成功した。

　勢いづくタイソンナムは13分、16にも追加点を挙げる。さらにパワープレーを仕掛けてきた相手にカウンターから清水がこの試合2点目となるゴールを決めて勝負あり。タイソンナムが5-1で勝利し、開幕2連勝を飾った。

　試合後、清水は先制点を許してしまうことを課題に挙げながらも、「武器が増えてきている」と、チームが向上していることに好感触を感じている様子だった。

試合ハイライト動画

ヒーローインタビューでのコメント

――今日の試合の感想を聞かせてください。
清水　昨日と同様に先制をされてしまいましたが、自分たちはまったく焦ることがなく、機能の経験を今日に生かすことができると信じていました。しっかり盛り返すことができましたし、なかなか点を取れないなかでも、みんながゴールに向かう姿勢がすごくよく、結果、しっかりと差をつけるゲームができました。トータル的に、非常に良いゲームだったと思います。

――アルラーヤンは前半に難しい試合を強いてきたと思います。
清水　このグループステージは、どれも簡単な試合ではありません。1試合1試合、しっかりと気を引き締めて戦うことは、自分なりに意識しています。特別に今日難しかったというよりは、どの試合も難しくなると考えていました。結果、しっかり勝てたことがよかったと思います。

単独取材での清水和也のコメント