【注意】2022年時点での記事です。

フツメン太郎です。NovelAI、盛り上がってますね。

自分もAi作成のイラストを1日1個ペースで1週間前からpixivにUPしているのですが、閲覧数が10,000を超えまして「すごい時代になったな」と思います。

フツメンのpixivページはこちらです（※R18注意！）。

さて、NovelAI作成のイラストをDLsiteなどのプラットフォームで販売する人も出てきています。ここではAIイラストの販売についての是非はいったん置いておきまして、各プラットフォームの現時点（10月19日時点）での動きをまとめたいと思います。

AIイラストを販売してみたいという方や、それぞれのプラットフォームを既に扱っていて、「今後どうなるんだろう？」と気になる方はぜひ読んでいってください。

同人作品の販売プラットフォームについて

各プラットフォームの対応を見る前に、まずはプラットフォームごとの特徴をまとめてみます。（あくまで自分調べ）

FANZA

・メリット
プラットフォーム全体の利用者が多い。特に非ファンタジー系の作品が売れる。

・デメリット
ファンタジーモノは売れづらい印象。ユーザーのレビューが辛口になりがち（Amazonのようなイメージ）。

DLsite

・メリット
漫画・イラストだけでなく音声作品やゲームも売れる。ユーザーのレビューが温かい（Ci-enと連携しているのでクリエイターを応援する気風がある？）。

・デメリット
特になし。

BOOTH

・メリット
基本的になんでも売り場にならべることができる（特定ジャンルの考察・評論なども商品化されている）。

・デメリット
ランキングやピックアップ機能がなく、デフォルトでR18作品の表示がオフとなっているため、自然な流入が見込みづらい。配信者やVRchatユーザー向けの素材・アバターといった売れるジャンルと、売れないジャンルの差が大きい。

というわけで、AIイラストを販売するならDLsite＞FANZA＞BOOTHかな？ と思うところですが、実際のAI作品への対応はこの順に厳しいです（皮肉なものだ）。詳しく見てみましょう。

各プラットフォームのAI作品対応について

10月19日時点での、各プラットフォームの対応をまとめてみました。（変更があったら追記するかも）

FANZA

1日のリリース作品数を制限。

最初は「１サークルあたりの1日の販売点数を制限」かと思ったのですが、実際に担当の方とやり取りをする中で「プラットフォーム全体での1日の販売点数を制限」という意味でした。

FANZAの中で受付が完了したAI作品が待機列にならび、1日の枠分だけ随時販売されていくというイメージですね。

つまり、作品の登録から公開までは数日のラグがあることが予想されます。実際、自分の作品も登録→修正対応（モザイク処理が甘かった）をして、現在販売待ちといった状況です。

DLsite

AIを使用したCG作品の販売を見合わせ。

10月7日を最後に、AI作品の販売はDLsiteでは行われていないとのこと。再開は未定とのことで、こればっかりは待つしかありませんね。

ただし、FANZAと同様に登録された作品が販売の待機列にならぶ可能性はありますので、作品の登録だけはしておいていいかもしれません。

BOOTH

特に記載なし。

BOOTHはプラットフォームというよりはpixivのアカウントを持っている人が店を開き、好きにものを売れる個人商店のような立ち位置なので、BOOTHとして規定を設けるということはしないのかなと思います。

ちなみに、フツメンはFANZAで作品リリースが待機中なので、BOOTHにて先行販売しています。

AI作成の作品ってどんなだろう？ どんなことができるんだろう？ と気になる方や、性癖に刺さる！という方はぜひ手に取ってみてください。

フツメン屋BOOTHページ（※R18注意！）

まとめ

ということで、プラットフォームの特徴的にはDLsite＞FANZA＞BOOTHの順で出したいところではあるものの、出しやすいのはBOOTH＞FANZA>DLsiteの順という形になっています。

おそらくプラットフォーム側（特にDLsite）は以下のような二律背反の状況でかなり悩んでいるのではと思います。

• AI絵師「AI作品を販売させてほしい」

• 既存絵師「AI作品を販売させないでほしい」

この双方のオーダーをくんだ折衷案的なものがFANZAの「1日あたりの公開数制限」だと思いますが、先述のようにクリエーター支援要素のつよいDLsiteは、より一層決断を慎重にならざるを得ないのではと思われます。

個人的には、ランキング機能・ピックアップ機能・検索機能を充実させたAI作品オールOKの新たなプラットフォームが出てくるチャンスだと思っていて、AI絵師を大量に獲得しながら「AIでもなんでも性癖に刺さればOK！」というユーザーも定着させられるのではと思います。

フツメンとしても作品をクイックにリリースできるプラットフォームがあれば利用してみたいところですので、そうしたプラットフォームを運営されている方はTwitterのDMまでご一報いただければ検討したく思います！

とはいえ、そうなるとDLsiteやFANZAとしては、

• AI絵師「AI作品を販売させてほしい」

• 既存絵師「AI作品を販売させないでほしい」

• 新たなプラットフォーム「うちでAI作品販売していいですよ」

となるので、市場シェア的な意味合いでさらにお悩みポイントが増えるかと思いますが……難しいところですね。AI作品について、どのような結論を出されるかは楽しみでもあります！

というわけで、フツメンは引きつづきAIイラストのpixivへの投稿やイラスト作品の制作・販売にチャレンジしてまいります。それでは！

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フツメン太郎（※一部リンクR18注意！）
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