豆腐メンタルのわたしが考える、クリエイターが病まないコツ

こんにちは、こうみくです!

以前、「疲弊しない発信方法」について語ったが、今日は、クリエイターが病まないコツについて語りたいと思う。


というのも、とある友人が、「夢を追いかける障壁となるのは、金銭的な要因が一番大きい」と語っていたのを聞いたときに、金銭面とおなじくらい、メンタルの良しあしも制作活動のハードルになると思ったから。ブログで例えると、

・丹念込めて書いた記事が、思いのほか、拡散されない

・拡散されない上に、イイネもコメントもつかない。

・渾身のネタに誰も突っ込んでくれない

・いつもコメントをくれる常連さんから反応がない(→飽きられちゃったのかな!?涙)

等など…。これ、ブログに限らず、制作を行っているクリエイターすべてに何回も訪れるこれらの思い通りにいかない瞬間を目の当たりにしたときに、いかに一喜一憂しないでいられるか。そして、心折れずに制作活動を持続させられるかが、大事な鍵となるのだ

今日は、そのコツについて、まとめたい。


1.作品の2次活用先、3次活用先を確保しておく

全ての作品に対して、丁寧に創り上げたとしても、世間からの評価には、どうしてもバラツキが生じてしまう。その時に、期待が外れてもガッカリしないように、なるべく多く活用できる術を用意しておくと、精神的負荷が平準化されやすくなる

例えば、今後わたしは月1回、とあるWEBメディアで連載を始めるが、そこで執筆する記事を個人ブログでも全文転記できるよう、承諾を頂いた。これで、万が一、メディア本体の掲載で、思ったほどのPVが取れなかったり、わたし自身の知名度UPに繋がらないといった当てが外れたとしても、少なくとも、ブログにストックさせる資産(記事)を積み重ねることが出来る。そう考えると、少しばかり心穏やかになるのではないだろうか。

他にも、例えば華僑心理学のマガジンは、ひと記事ひと記事、ものすごく時間と労力を掛けて創り込んでいる。余りにも丹念を込めているため、ときたま、書いている最中に「こんなに頑張って書いているいて、一体、何かに繋がるのだろうか…」とふと冷静になってしまう。更に、こんなに頑張って書いたのに、思ったほど反響がなかったとなると、大分悲しい

そこで先日、とある出版社より本コンテンツを書籍化することに決めたのだ。すると、例え、ネット公開時に一時的に反響が少なかったとしても、数か月後に書籍として残るため、これは決して無駄にはならないと、心を持ち直すことが出来るのである。

このように、大事に大事に創り込んだ作品の展開先、活用先を複数確保しておくことは、精神衛生上とても大切なのだと思う。


2.成功のモノサシを複数用意する

例えば、ひとつのブログ記事を公開した時に、何を成功を測るモノサシと定義するのだろうか。PV数?フォロワー数の伸び?シェア数?コメント数?コメントの質?

結論から言うと、わたしは、これら全部を成功のモノサシとして定義している。

よって、PVが伸びたら成功だし、PVが伸びなくてもシェアされたら成功だし、コメントが多かったとしても成功。これらすべての数字が悪かったとしても、たったひとり、「すごくよかった!」と評価してくれる人がいたとしても成功。なんなら、誰にも評価されなかったとしても、リリースできたこと自体が既に成功。作品を完成させたわたし、偉い!公開したわたし、すごい!と。

このように、拡散にしろ、エンゲージメントの高さにしろ、持続力にしろ、思いつくポジティブ要素はなんでも成功のパラメーターとして取り入れて、自分を元気づける材料にしてしまうのがコツである

なぜなら、モノ作りは孤独な道のりだからだ。

がんばったからといって、一直線に成果に結びつくわけではない。いつ、日の目を見るのか一切分からなければ、そもそも、そんな日が来るのかすら保証もない。

そんな不確実性が高いクリエイティブの世界に飛び込んでしまった以上、自分で自分を励まして、褒めてあげることによってでしか、この世界に居続けることは出来ないのである。時には、他人からの拍手や励ましの言葉があるのかもない。けれども、それはあくまでも予定外のボーナスとしてとらえなければならない。他人からの称賛を期待して、依存してしまうと、クリエイティブの質にばらつきが出てくる上に、作品の方向性が引っ張られてしまうからだ。だからこそ、純粋にじぶんが創りたいものを創り続けるために、孤独の中で、じぶんでじぶんを励ます術を覚えることがとても大事なのである。


3.今の作品は、未来で出逢うだれかに繋がる鍵

最後に。

これはわたし自身、過去2年ほどブログを続けて身をもって実感したことなのだが、最初は自分自身の発信力がないため、どんなにいいコンテンツを書いても、誰にも見向きもされなかった。拡散どころか反響すらもない。

そんな日々が、つい最近まで続いたし、長い長いトンネルのような、出口が見えない、ほんとうに寂しい寂しい道のりだった。

そして、徐々に、徐々に記事が読まれるようになったある日。

こんなメッセージが目に飛び込んできた。


これらのメッセージに共通することは、読者の方はその記事単体のみを呼んでメッセージをくれたのではなく、以前に書いた複数の記事を読んだうえで、好きになって下さって、メッセージをくれたということだ。

記事を公開したそのときは、誰にも見向きされなかったかもしれない。

でも、心を込めて、丹念に丹念を重ねて創り続けていけば、きっと、未来で誰かが見つけてくれる。いま、駆け出しの弱小クリエイターのわたしは、タイムマシーンに乗った未来の誰かに届けるために創り続けているのだ。

そう考えたら、例え拡散されなくなって、反響がなくたって、拍手がなくたって。

わたしは創り続けていける。

そう思って、今日も、豆腐メンタルのじぶんを励ましているよ。

サポートいただけたら、スライディング土下座で、お礼を言いに行きますーーー!!!(涙)