ピアボーナスという概念が企業のコミュニケーションを変えるか

Fringe81が新しい事業としてHR Tech系サービス「Unipos」を発表。

企業に属する個人同士が、「ありがとう」やポジティブなフィードバックを贈り合うことができ、それが累積されると評価としてフィードバックされるという仕組み。

評価制度って、導入がかなり難しく常に議論になるのが「評価の正当性」や「公平性」、「透明性」だったりします。

ただ、このへんって従来の評価制度で補おうとおもっても結構限界があるとおもっています。

「評価のために仕事をする個人」が少なからず存在する場合、評価制度に対する不満はトップダウンの評価制度で行う場合、払拭することが難しいのではないかと思います。

その点、「であれば評価も被評価もある程度個人の裁量にゆだねましょう」というのがピアボーナスだったり、ピアフィードバックのようないわゆる360度評価の延長線上にあるものだとおもっています。

自分が評価した人が活躍してくれるとうれしい、という感覚をマネジメントだけでなくメンバーレベルにおとしていくことでより組織としての血流をよくして、組織活動を活発にしようというのはこれからの企業活動で理にかなっているのではなと思います。

ただ、これ自体も導入には制度設計を要するので組織の状態、雰囲気などを鑑みた上で適切なタイミングでやる必要があり、この適切なタイミングの見極めが実は一番難しかったりするという。。。

https://thepedia.co/article/2481/

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