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衛星画像データ、国民感情分析などのオープンソースから報道された記事の内容ををファクトチェックします。
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ロシア敗北状況 -ロシアによるウクライナ侵略 ベルゴロド補給線状況を衛星画像から解析する(2023/05/24) -

ロシアが国家として活動停止(2022/12/25)し、ウクライナ反抗が直前に迫っています。そこで、ロシア側がどの地点を放棄し、どの地点を最後まで守りぬくつもりなのか、補給網から解析しました。 ロシアは2022/12/25 に国力限界点を迎えたことの説明 結論:補給網自体も衰退しています。 ①東部   :ベルゴスド方面に物資集中 → 撃破されました バフムト&ハルキウ方面は補給量不足 → 放棄 ②南部   :クリミア方面は分散して

新型コロナは、雨が降ると増えない!という話(その3)

要約前回予測が全く外れた理由の考察です。 事実としては、新型コロナ 第8波が2023年1月11日、(事実上は12月31日以降に減少に転じたのは)、12/17日の大気が影響していましたで確定します、という話です。 【陽性者が減った理由】 新型コロナで汚染された空気が、雨や雪が降ったことにより、きれいになった!ということです。 新型コロナは雨が降ると増えない(その1) 新型コロナは雨が降ると増えない(その2) 要するに空気がきれいになる条件の想定が誤っていた、ということ

【答え合わせ】新型コロナ『第8波』予測 -日本と中国の新型コロナ陽性者数を衛星データから推定する(2022/12/29)

日本と中国本土(東京/上海/北京)の新型コロナ陽性者を大気汚染との相関から解析、陽性者予測(12/29)の答え合わせです。 >感染拡大開始、当日陽性者数 2万人を超えはじめる。 >7日間移動平均で、16000 - 17000人程度と想定されます。 [見解] 実際は17000人ほど陽性者がいると、予測されます。 (陽性者数は、下記 白線の周辺である、と予測できます) この差は、12/30 以降の外れ値、つまり 年末休暇で陽性者を検出できていない状態、と考えています。

ロシア国家停止のお知らせ -ロシアによるウクライナ侵攻 ロシア国力限界を衛星データから分析する(2023/01/05) -

2022/02/24のウクライナ戦争開戦後、ロシアの国力限界点が9月19日でした。そして、ロシアが国家としてほぼ活動停止しました、というお知らせです。 この項は、下記URLの続きです。 (1)はじめに一般的に,サービスセクターや工業生産が活発化する場面では, 車の移動による排ガス(大気汚染排出)を伴う経済活動が活発化します。 (2)サービスセクター活動量コロナ渦:2020-2021の平均サービス部門 活動量との比較です。 ここでさすサービス部門とは、工業生産以外の活動量

ロシア再起動終了のお知らせ -ロシアによるウクライナ侵略 ロシアの国力限界を衛星画像から解析する(2022/12/16) -

ロシアの再起動が終了しました、というお知らせです。 2022/02/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えたのか、衛星データから検証しています。 いつもモニターしているのですが、ここ2,3日急激に 活動量を上げ終わったので、お知らせします。 Advent Calendar 2022(12/17) です。 結論:9月19日にロシア国力が尽きました、というお知らせになります。 しかし、11月後半から急に活動量を上げましたが終了しました。 もちろん、サンク

ロシア再起動のお知らせ -ロシアによるウクライナ侵攻 ロシア国力限界を衛星データから分析する(2022/12/05) -

2022/02/24のウクライナ戦争開戦後、ロシアの国力限界点が9月19日でした。しかし、ここ2,3日急激に活動量を上げています。のお知らせです。 この項は、下記URLの続きです。 Advent Calendar 2022(12/10) です。(1)はじめに一般的に,サービスセクターや工業生産が活発化する場面では, 車の移動による排ガス(大気汚染排出)を伴う経済活動が活発化します。 (2)サービスセクター活動量コロナ渦:2020-2021の平均サービス部門 活動量との比較

ロシア再起動のお知らせ -ロシアによるウクライナ侵略 ロシアの国力限界を衛星画像から解析する(2022/12/05) -

ロシアが再起動しました、というお知らせです。 2022/02/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えたのか、衛星データから検証しています。 いつもモニターしているのですが、ここ2,3日急激に活動量をあげたので、お知らせします。 Advent Calendar 2022(12/7) です。 結論:9月19日にロシア国力が尽きました、というお知らせになります。 しかし、11月後半から急に活動量を上げました。サンクトペテルブルグ経由ではなく、東からの支援で

北朝鮮情勢 を中国 瀋陽市の衛星画像から解析する(2022/11/22)

Advent Calendar 2022 12/5 です。 2/24のウクライナ戦争開戦後忘れられている、北朝鮮はいつ国力限界点を迎えるのか、衛星データから検証しています。 今回は、北朝鮮と地続きで直線の関係がある瀋陽市(奉天といったほうがわかりやすいかも)です。 結論:2021年2月頭に北朝鮮崩壊に対して、準備行動に入っています。それ以降、とくに変動がありません。 ここでは、衛星データで詳しく見ていきます。 (1)夜間光一番正確に分析出る夜間光 2021までの 夜間光

ロシアによるウクライナ侵略 ロシアの国力限界を衛星画像から解析する(2022/08/30)

灯滅せんとして光を増す 2/24のウクライナ戦争開戦後、いつ、ロシアは国力限界点を迎えるのか、衛星データから検証しています。 結論:6月以降、ロシアは国力を急速に落としています。国力としては、限界にきているようで、まさにともしびが消えようとするとき、一瞬その光を増すといった様子です。 灯滅せんとして光を増す ここでは、衛星データで詳しく見ていきます。 はじめに失速寸前のロシア。それを、①衛星データによる検証で分析します。 (1)夜間光一番正確に分析出る夜間光 20

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ウクライナ戦争 ロシア国力限界を衛星画像から解析する(2022/06/21)

ロシア海上貿易の実態(2022/05/18)

2/24のウクライナ戦争開戦後、欧米および日本は、ロシアに対し経済制裁を課しています。その結果どうなっているのかを検証します。 ここでは海上貿易の実態調査をします。 結論:とくに、4/20(火)の除外水域適用以降、ロシア海上貿易は例年平均から見ると75%ダウンしています。 はじめに2022年4月20日午前0時(日本時間)以降をもって、除外水域指定されたロシアですが、海上貿易を続けています。 過去の海上貿易データをさかのぼり、例年平均値(2015 - 2020年)を算出し、

マリウポリ郊外の埋葬場所を衛星画像解析から特定する(2022/04/18)

1.目的 大きさ200m(20×10m)として、該当する個所を割り出す。 2.範囲 激戦地 マリウポリ 周辺(約50Km) とする。 なお、水辺(海岸線/湖)は対象外とする。(取得するデータの性質上、必ずひっかかかります) 3.対象期間 2022/04/03 ー 2022/04/18 つまり、この4月3日以降、人によって掘られた場所が 黄緑蛍光色 の箇所(赤は、緑が生えた場所です) となります。 4月1日 ロシア軍が完全掌握を目指しているウクライナ東部のマリウポリ

ロシア陸上貿易 シベリア・ランドブリッジの実態(2022/04/21)

2/24のウクライナ戦争開戦後、欧米および日本は、ロシアに対し経済制裁を課しています。その結果どうなっているのかを検証します。 結論:ロシア陸上貿易が、機能停止しています。とくに対中国貿易。 (当初の想定は、海上貿易が止まり、中国との貿易が継続するため、陸上はまったく影響がない) とくに、ロシアの経済活動の動脈である、シベリア・ランドブリッジは機能低下しています。とくに、4/12(火)のデフォルト以降、中国ーロシア間貿易は活動低下が著しいです。 シベリア・ランドブリッジと

衛星画像解析から隠された埋葬場所を特定する方法 その2

1.はじめにと説明されたツイートがありました。この情報をもとに、該当する個所を洗い出しました。 2.ファクトチェック方法1.大きさ200m(20×10m)として、該当する個所を割り出す。 2.場所:激戦地 マリウポリ 周辺(約50Km) とする。 3.なお、水辺(海岸線/湖)は対象外とする。(取得するデータの性質上、必ずひっかかかります) 3.ファクトチェック結果:該当箇所あり サポリージャ周辺(デバルツェボークラスニールーチ間)。 該当する個所が6か所あります。