大阪地域など西日本 で、RSウイルスに注意を。活性化しているサインが出ています。

【はじめに】

　RSウイルス感染症の患者報告数が各地で急増しています。

子に肺炎「RSウイルス」急増　大阪では10年で最多

乳幼児に重い肺炎を引き起こし、命にかかわることもある「RSウイルス」が流行している。大阪では5月末、定点医療機関あたりの報告数がこの10年で最多を記録した。昨年は流行が見られなかったが、今年は大阪や九州などで春先から報告が急増している。

https://news.yahoo.co.jp/articles/101aa8bbd265bb31acc1a4d702bfa32dd7db3894

【RSウイルス感染症】
RSウイルス感染症は、病原体であるRSウイルスが伝播することによって発生する呼吸器感染症です。年齢を問わず、生涯にわたり顕性感染を繰り返し、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100％の小児がRSウイルスの初感染を受けるとされています。

RSウイルス感染症の活動性、気象との関係で検討する、気温は２～６℃と24～30℃に、相対湿度は45～65％にそれぞれ活動性のピークがあります。

赤色：RSウイルスなどの感染症が流行しやすい場所になればなるほど、
色が濃くなります。

赤色：
NASA @ (2021/06/08) Surface Relative Humidity & Land Surface Temperature　
RS virus survival is inversely correlated with water vapor pressure.
RED : Temperature: 24-30 ℃ Relative humidity 45-65 %

【１．日本全域】

簡単にいうと、赤い色の地域が、色が濃ければ濃いほど、RSウイルスの流行しやすい地域です。

【2. 東日本】

山形県の山間部（新庄市、最上町など）にも出ています。

【3. 西日本】

簡単にいうと、中国、九州全域です。

追記：書いている理由

【衛星画像分析による予測】
私はオープン・ソース・インテリジェンス(open source intelligence 以後OSINT)という、衛星画像など一般に公開され利用可能な情報をもとに分析する手法を使って、中国との商取引（日用品販売）を１０年以上行っています。この #OSINTを　一般にひろく知ってもらいたい、と考えて執筆しています。

RSウイルス感染症については、感染拡大傾向が 2021/4/30　に明らかに出ていたので、
警報を出してあります。
https://note.com/futureforecast/n/nb46d419d1801

この項では、衛星画像分析を感染症の流行予測に活かせるか、その可能性をさぐっています。

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