見出し画像

能登半島地震-復旧状況を解析する(2024/01/04) -

令和6年能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。また、犠牲になられた方々に謹んで哀悼の意を表します。
能登半島地震の復旧状況を衛星画像データで解析しました。

(1)2024/01/02-01/03で復旧したところ

202400102-0103で復旧したところ NASA@夜間光

説明としては、202400102-0103は雲がかかっており、夜間光分析(経済活動がリアルタイムにわかります)は精度がよくありません。(漁船のライトでも反応します) ですから、能登半島内のみ参照してください。

青:被害を受けたが、01/02 には復旧した場所
緑:被害を受けたが、01/03 には復旧した場所。
赤:被害を受け、未復旧の場所。

参考:
2024年1月1日16時10分頃に発生した令和6年能登半島地震(M7.6、最大震度7)について、SAR衛星(だいち2号)の観測データを用いて、解析が行われています。

SARとは
「Synthetic Aperture Radar」の略で、合成開口レーダーとも呼ばれます。SAR衛星はこのSARという特殊なレーダーを搭載した人工衛星のことを指します。


従来の観測衛星は、天候や昼夜により観測が難しい場合がありました。しかし、SAR衛星はこのような状況でも高解像度の画像を得ることができます。(SAR衛星自身が電磁波を地表に向けて発射し、反射した電磁波を受信することで地表の情報を得るため)

また、SARは地表の高さの情報も得ることができるため、地形の観測にも利用されます。さらに、SAR衛星は地表の微細な変動も検出することができるため、地震や火山活動の監視、氷床の動きの観測などにも活用されています。

結論:

①復旧は、日々、進んでいます。

②海岸の拠点となる場所の復旧は1日で終了。

被害の詳しい状況は、下記参照。


証跡となる衛星画像:

(1) 全体地図
202400102-0103で復旧したところ

(2)2023/12/31 衛星画像(基準点)

NASA@夜間光 2023/12/31(日本時間)

(3)2024/01/01 衛星画像(被災当日)

NASA@夜間光 2024/01/01(日本時間)

(4)2024/01/02 衛星画像(被災日より1日経過)

NASA@夜間光 2024/01/02(日本時間)

追記:
強化学習、機械学習と数理最適化とは?

#衛星画像 , #機械学習 ,#ChatGPT,#量子コンピューター,#AI,
#量子コンピューター ,#数理最適化,#量子アニーリング


この記事が参加している募集

仕事について話そう

よろしければサポートよろしくお願いします。いただいたサポートは、日中韓とアメリカのリアルタイム感情分析を進めるために使わせていただきます