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グーグル創業者の理想郷?奇祭バーニングマンは未来の社会像。

サンフランシスコからこんにちは!こちらは近々開催される奇祭として有名なバーニングマンの話題で盛りあがってます。

バーニングマンとは?


知らない方のために・・・バーニングマンはお金のない世界を現実に写したフェスです。サンフランシスコのIT長者や、他にも世界中の富豪や著名人も集まる参加者6万人超の1986年から続くホットなイベントです。チケットは即時完売。自分は参加できませんでした・・・涙

お金は一切使えず、参加者は何をしてもいいフェスです。踊ってもよし、歌ってもよし、コスプレしてもよし、たこ焼き作ってもよし、ディズニーのパレードみたいな大規模なパフォーマンスをしてもよし。とにかく、人に与える事がテーマ。GIVE&GIVE&GIVEの精神で参加者全員が一体になり、バーニングマンの世界観を作り上げています。人を楽しませるために1億円以上の資金を使う富豪がいるほど熱狂的なイベントです。

参加した人はなんとも言えない会場にいる皆との一体感を感じ、現実世界では味わえないフロー体験を味わいます。この神秘的な体験がリピーターを呼び、ここまで大規模なイベントにした様。

そんな現実離れしたイベントは何もない砂漠の中で1週間続きます。

グーグル創業者の理想郷?


日本ではあまり知られてませんが、グーグルのカルチャーはバーニングマンに影響されていると言われてます。

グーグルの創業者のラリー・ペイジはバーニングマンの熱狂的な常連であり、グーグルの福利厚生の一つとしてバーニングマン行きのフリーシャトルバスが昔はあったそうです(今はわからない)。エリック・シュミットをCEOとして採用する時のプロセスの場として使った程です。エリック・シュミットがバーニングマンのカオスな状況を楽しみながら、柔軟に対応している姿を目の当たりにし、採用を決めたそうです。ちなみに、50人以上のCEO候補の中、プライベートで過去にバーニングマンに参加した事あるのはエリック・シュミットだけ。

そんな彼の指揮の元グーグルは飛躍的に成長。

バーニングマンで味わえる、全員の意識が一体になった様なフロー体験、そしてクリエイティビティを発散できる場所こそが、理想の職場環境なのかもしれません。

バーニングマンの精神こそがグーグルがイノベーションを起こし続ける源なのだと思います。

バーニングマンは未来の社会像?


ラリー・ペイジ氏は過去にこんな発言をしてます。

「仕事がないなら仕事をする必要はない。アートやエンターテイメントを楽しみ、生み出すことがこれからさらに重要になるのではないか」

AI、ブロックチェーン、IoT、仮想通貨、グリーンエネルギー。様々な革新的なテクノロジーが台頭し、全てのテクノロジーが相乗効果を生みながら、ありとあらゆる仕事が自動化され、彼の発言通り人類は働かなくても良い方向に進んでいると感じます。

そう遠くない未来、アートやエンターテイメントが一番価値あるものになる事は間違いありません。アートやエンターティメントを通じて他者に与える事だけが喜びになる世界。そんな未来の世界をちょっとだけ垣間見たい方は、是非バーニングマンに参加してみてください。未来の世界が体験できますよ。

追記:6万人もいるので参加者の中には変な方もいます。(過去に嫌な思いをした人もいると指摘を受けました。)参加される場合は十分に気をつけながら楽しんでください。


参照サイト


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