#001 昆虫食キッチン|昆虫食について話すポッドキャスト ゲスト佐伯真二郎さん

昆虫食キッチンの書き起こし

昆虫を食べたい人と食べたくない人のためのポッドキャスト、「昆虫食キッチン」の書き起こし記事になります。

現在は会社の事業というよりほぼ趣味のポッドキャストです。ゆくゆくはゲストに謝礼をお支払いしたいと思っていまして、興味がある方にはこの有料記事をご購入の上応援いただけると企画が続くのでありがたいです。

本編はこちら

以下書き起こしになります。

*******


昆虫を食べたい人と食べたくない人のためのポッドキャスト、「昆虫食キッチン」です。専門家、ときには消費者の皆様と昆虫食についてお話をしていく企画です。スピーカーは群馬県高崎市で、食用コオロギの事業をやっているFUTURENAUT株式会社の桜井です。

環境問題をきっかけに昆虫食に興味を持ち始めた大学生のふーかです。

このポッドキャストでは毎週週替わりのゲストにお越しいただき、昆虫を食べることをテーマに様々お話をしていきたいと思います。

今週のゲストはナツメ社から出版されています。「おいしい昆虫記」の著者でおなじみ、蟲ソムリエの佐伯さんです。それではよろしくお願いいたします。佐伯さん、簡単な自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか?

今日はZoomを使って、ラオスから接続して参加しています。当たり前に昆虫を食べる国ラオスで、国際保健NGOとして活動しています。今の活動は、昆虫を養殖して、所得と栄養の両方に効く方法を作っているとです。SDGsは皆さんよく聞くと思うんですが、最大の課題は貧困の撲滅なんですね。なのでやっぱり所得、貧困の撲滅の方向でちゃんとサポートしていかないと。「栄養が足りないから栄養を取ろう」っていうふうにラオスの田舎の貧困地域の人たちで言っても動けないわけですよね。貧困状態でなので。

今SDGsのホットなテーマっていうのは貧困と栄養、貧困と農業というところで、同時にアプローチしていこうということを難しいながらやっているところです。

ありがとうございます。このポッドキャストは毎回テーマをいろいろ変えていきたいなと思ってるんですけど、第1回のテーマは、「昆虫食興味ないのに無視できない、どうする?」というテーマです。

佐伯さんとTwitterのスペースもやらせていただいてたんですけれども、昆虫食バッシングがあったときに開催したということもあって、「無理やり食べさせられるんじゃないか」という不安がありました。「興味ある人が昆虫を買って食べる」、「いろいろ捕まえて食べる」っていうような昆虫食のこれまでやられてきたことが、強制されるのではないか、というように感じてる方も一定数いらっしゃると。そういう「昆虫食が興味ない人たちが無視できないような状況になってるんじゃないのかな?」みたいなところから今日お話ができればと思っています。

ここから先は

10,678字 / 71画像

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?