見出し画像

男性30-34歳の4人に1人が、LINE未利用&現在も利用に無関心

こんにちは、未来を数字にプロジェクト「若者の初体験」あれこれの調査結果ご報告です。

本日のテーマは、若者の「LINE利用」。

もはや国民的連絡ツールといってもよいくらいのLINEですが、それでも若者の5人に1人程度はLINEを利用していません。
(https://note.mu/futurevalue/n/n560883143369)

今回はこのLINE利用の経験の有無のみならず、経験者、未経験者それぞれについてもう少し細かい状況を整理しました。

まず大多数である利用経験有り77.9%では、現在も利用している方が72.8%で大半を占めています。
残る5%程度が現在利用していない方となりますが、実は現在利用している方の中にも5.8%が利用中止を考えています。

また利用経験無し22.1%の方のうち、今後の利用に関心がある方は5.4%、残る16.7%の方は関心なしとなっていました。

次に経験、未経験の構成比では、男性<女性となっています。

さらに経験者、未経験者それぞれの状況については、性別や居住地別では違いが確認できませんでしたが、年齢区分別で未経験者の内訳に差がありました。
具体的には未経験者の内訳に差があり、年齢層が上がるほど無関心者の割合が高くなるというものでした。

15-19歳層の未経験者については、今後の利用を考えている方と無関心な方の割合は概ね同水準でしたが、30-34歳層ではそのほとんどが無関心層となっています。

当たり前と言えば当たり前ですが、30-34歳にもなるとスマホ保有やアプリ利用に関する個人的な制約などもなく、未利用≒無関心となるためでしょう。
(15-19歳層の場合、親権者の意向などの個人的制約が含まれている可能性があるため、必ずしも未経験≒無関心とはならないと考えます。)

このように年齢層が上がるほど無関心層の割合が高くなる傾向は、とりわけ男性に強く出ており、男性30-34歳の4人に1人はLINE未利用で、現在も利用に無関心となっていました。

ちなみに男性30-34歳層は、現在も利用している方のうち、やめることを検討している割合も、9%で最も高い傾向となります。

今春、矢野経済研究所 未来企画室は新プロジェクトを始動しました。 『未来を数字に』をコンセプトに、独自の切り口で、今はまだ数値化されていない未来の価値や潜在価値などを、あれこれ数字で表現していきます。