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Instagramに関する個人情報利用へ求める対価は首都圏在住女性が最も高い!

こんにちは、『未来を数字に』プロジェクトの新しい投稿です。

前回に引き続き、若者が、自分の個人情報を提供(第三者利用を許可)する場合にどの程度の対価を求めているかについて整理した結果をご報告します。

今回は、性別、年齢区分別、居住地別などで、どの程度違いがあるかを見ていきます。
(対価の算出方法などについては、前回の内容でご確認ください。)

結論から言えば、今回の調査では、性別&居住地別での違いが確認されました。
(年齢区分別には、30-34歳層で多少高い対価となっている程度で目立った違いは確認できませんでした。)


性別&年齢区分別の違いとは、単純に首都圏居住の女性が要求する対価が、他より一段高いというものです。
(その他はおおむね同水準で、あまり違いのない価格となっていました。)

具体的には、女性&首都圏で43,794円/年、その他の男性&首都圏27,733円/年、男性&近畿圏29,340円/年、女性&近畿圏27,549円/年でした。
女性&首都圏とその他の平均を比較すると、大よそ1.55倍の差が確認できました。

Instagramは”インスタ映え”というワードで表されるように、いかに広く共感を得られるような写真等を撮影、投稿できるかということを競っている側面があります。
(最近、”映え疲れ”というワードがネット上で話題になることが、これを物語っています。)

この点において、男性よりも女性の方が”インスタ映え”にこだわっていることは周知のとおりですが、女性の中でも近畿圏居住者より首都圏居住者の方がこだわりが強い可能性が見えてきます。
だからこそ、首都圏の女性での要求対価が高いのではないか?と考えられるためです。

未来企画室では「なるほど・・・」という印象の結果でしたが、皆さんはどうでしょうか?
もしご意見や感想などがありましたらコメントをぜひお願いします♪

*本調査結果の詳細についてのお問い合わせは、矢野経済研究所 未来企画室(mirai@yano.co.jp)までお願いします。

今春、矢野経済研究所 未来企画室は新プロジェクトを始動しました。 『未来を数字に』をコンセプトに、独自の切り口で、今はまだ数値化されていない未来の価値や潜在価値などを、あれこれ数字で表現していきます。