魂の浄化・ゴミ掃除方法(初心者向け)
魂のゴミって何?
魂のゴミとは、言い換えればストレスによって生じるネガティブなエネルギーです。
ストレスが溜まることで魂にゴミが溜まることになります。
願望を実現し、充実した人生を送るためには、自分の本当の願望を知る必要があります。
しかし日々の生活の中で、魂にゴミがたくさんこびりつき、本当の願望がわかりにくくなっているものです。
自分本来のものではない間違った願望を持つことで、願望が叶わない、人生が上手くいかないのです。
人間、生きている以上、ストレスとは無縁ではいられません。
お部屋のお掃除と同じで、日々こまめにお掃除することをお勧めします。
ゴミを溜め込んでからのお掃除は大変ですよね。
どうやって掃除するの?
原理的にはストレスを発散することでゴミが除去されます。
ストレスを発散するには、我慢をせずに自分がやりたいことをやりたいようにやり、やりたくないことは一切やらないのが一番ですが、そうもいかない状況もあるかと思います。というか、ほとんどの場合そうもいかないでしょう。
そこで具体的な方法として、瞑想、ヨーガ、気功、呼吸法、自律訓練法などがあります。
しかし、そういうことに興味が持てない、どうやったらいいのかよくわからない、という方もいらっしゃるかと思います。
実のところ、そうした方法にこだわる必要は全くありません。
自分の心身が安らげること、心地良く感じられることならなんでもいいですし、むしろそうしたものの方がよいのです。
例えば、お風呂でまったりする、気ままに散歩する、本を読む、音楽を聴く、歌う、ゲームをする、おいしいものを食べる、気楽になれる人と話をする、ペットと遊ぶ、ただぼーっとする、寝る……そういうことで十分なのです。
重要なのは、「今現在の自分の心身が安らげること、心地良く感じられることをする」ということです。
ちなみに、「心地良さ」と「強い刺激・興奮をともなう快感」は違います。
求めるべきは「穏やかな心地良さ」です。
なので、いくら好きだからと言って、徹夜でゲームするとか、とにかく食べまくるとか、過剰にやりすぎると逆効果になってしまうので、そこは注意しておく必要があります。何事もほどほどです。
また、そのようなことをやっている最中は、それだけに目を向ける必要があります。
明日仕事に行くのは嫌だなあとか、明日はあれをしないとこれをしないととか、他のことは一切考えずに、今やっていることにのみ目を向けるのです。
しかし、そのことに集中・没頭しすぎたり、疲れたり、飽きたりしたら、すぐにやめて他のことに切り替えましょう。
「今現在の」自分が安らぐ必要があるのです。
1時間前の自分が安らげることでも、時間の経過で安らげないことに変化することがあります。
何もやりたくなければ、何もやらなくても構いません。
とにかく無理をせず、心身が安らげる状態を作るのです。
人間、もうすでに過ぎ去った過去のことや、まだ来てもいない未来のことを考えたりして、くよくよイライラしてしまいがちですが、一日に一度、数分でもいいので、そういうことをぱーっと忘れて、自分にとって心地良いと感じられることに浸ってみましょう。
くよくよイライラする時、ぱーっと忘れる時を、きっちりと分けてみましょう。
そうしたことを続けていると、段々とくよくよイライラする時間が減っていきます。ゴミも溜まりにくくなっていきます。
魂の浄化瞑想
さらに一歩進んだ浄化をするためには瞑想が最適です。
瞑想にはいろんな方法がありますが、ここでは簡単お手軽にできる瞑想をお伝えします。
この瞑想をする時間は、夜寝る直前、朝起きた直後が最適ですが、慣れれば、仕事のちょっとした合間でも可能です。
夜寝る直前でしたら布団に入って横たわった状態で、朝起きた直後でしたら布団に入ったまままだ半分寝てるような状態で行います。それ以外の場合は、危険の無い落ち着ける場所で座った状態立った状態でも行えます。
まずは目を瞑り(瞑想中はずっと目を瞑ったまま)、何度か深呼吸して体をリラックスさせます。
朝起きた直後の半分寝てる状態の時はこのステップをスキップします。
自分の「自然な」呼吸に意識を「軽く」向けます。
力を入れて強く集中しないようにしましょう。
リラックスした状態で、呼吸をなんとなくぼんやり眺めるといった感じです。
息を吐くとともに、全身の表面から心身の汚れや毒素が黒い霧になって吐き出されるのを「軽く」「なんとなく」イメージします。
なお、吐き出された毒素は宇宙の浄化作用によって瞬時に浄化処理されますので、自分の周りに毒素が撒き散らされてるという余計な心配は不要です。
逆に周囲に毒素があると考えてしまうとそれが真実になってしまうので危険です。
瞑想の最中は自分の周りは浄化されていて、自分は守られているというイメージを持つことが大切です。
そして息を吸うとともに、宇宙の清浄なエネルギーが黄金の光(もしくは白い光、もしくは無数の星のようなキラキラ)となって全身の表面から吸い込まれるのを「軽く」「なんとなく」イメージします。
以上のイメージは最初に2~3回行うだけにします(慣れたら1回でも大丈夫です)。
あとはイメージしなくても普通に呼吸しているだけで、自動的に毒素の排出とエネルギーのチャージが行われます。
以降、自分の「自然な」呼吸に意識を「軽く」向け続けます。
映像としてイメージするのが難しい場合は、息を吐く時に「よどんだエネルギーが全身から出ていってるなあ」、息を吸う時に「きれいなエネルギーが全身に入ってきてるなあ」と、ふんわり思うだけでもよいです。
呼吸に意識を向けるとは?
この点をもう少し具体的に説明します。
呼吸とともに胸やお腹がふくらんだりしぼんだりしますが、そうした体の動きの感覚をなんとなくぼんやり眺めるのです。呼吸とともにわずかに動く体を感じて、その感覚に浸ると言ってもいいです。
最初のうちは、胸かお腹、どちらか意識を向けやすい方ひとつにだけ、意識を「軽く」向けてみましょう。
意識を向けているうちにその部分がだんだん温かくなり、それが徐々に全身に拡がっていきます。
慣れないうちは全身にまで拡がらないかもしれませんが、まったく気にすることはありません。何回もやっているうちにだんだん拡がるようになってきます。
無理に全身に拡げようとは絶対にしないで下さい。自然に拡がっていくのをただぼんやりと眺めるようにして下さい。
瞑想を終了する
瞑想は一度に15分を限度にして下さい。
連続して1時間以上瞑想するのは非常に危険です(禅病、クンダリーニ症候群、統合失調症のおそれあり。どんな瞑想にもこの危険があります)。
夜寝る前の瞑想でしたら、眠くなったところで、眠気に抵抗せずにそのまま眠ってしまいましょう。
その他の場合は、飽きたり、集中力が散漫になったりしたら、無理にだらだらやらずにすっぱりやめましょう。
1分2分しかできなくても大丈夫です。ほんの数分でも効果があります。
また、数分の瞑想を細切れにやるというのもありです。
何度もやっているうちに、連続して長く瞑想することができるようになってきます。
瞑想をやめたら、両手をこすり合わせてから、顔を洗うようにして顔をこすります。
そしてゆっくり立ち上がり、体の両脇に垂らした腕を水を切るようにぶるぶる振るわせ、力強く何度か足踏みします。
地の気を取り入れる
以上が魂の浄化瞑想のやり方になりますが、さらに浄化を高める方法があります。
それが、地の気を取り入れる、ということです(魂の浄化瞑想は天の気)。
心と体には密接な繋がりがあります。
両方にアプローチすることで相乗的に大きな効果が望めます。
地の気を取り入れるというのは、体へのアプローチです。
それは、適度な睡眠、適度な運動、適度な食事、です。
この「適度」というのがなかなか難しいところではあります。
これは誰かが決めた基準などではなく、「自分にとっての」適度であるべきです。
何が自分にとって最適なのかは、自分自身で試行錯誤して見つけるしかありません。
またこの最適はいつも同じとは限りません。その時その時で変わります。そこがまた難しいところです。
適度な運動は散歩でも十分です。
できれば自然の多いところをゆったりとした気分で歩くのが望ましいです。
歩くという動きは誰にでもできるごく簡単なことと思われますが、実のところとても奥が深く、非常に多くのことを含んでいます。
正しく歩ける人はまずほとんどいないと言っていいです。古くからある伝統的な武術や舞踊の達人くらいなものです。
正しく歩けた場合、歩くことでエネルギーが得られ、そのエネルギーでまた歩けるという、永久機関のような感じになります。
正しい歩き方についてまではここでは述べませんが、参考書籍を一つ挙げておきます。『高岡英夫の歩き革命』です。
適度な食事は腹八分を心がけるとよいです。
食べて消化してエネルギーに変えるという作業は、実のところかなりのエネルギーを消費します。
食べることでエネルギーを得てもいますが、食べ過ぎることでそれ以上のエネルギーを消費してしまうのです。
現代人は基本的に一日三食ですが、昔は二食が普通でした。本当はそれで十分なのです。
最後に適度な睡眠についてですが、これは個人差が大きいというか、個人内部におけるエネルギーの流れ具合に大きく左右されます。
世間一般によくある話では、最適な睡眠時間は7時間だとか8時間だとか言われていますが、それは平均的な話かと思われます。人によってはそれが最適とはなり得ません。
身体のエネルギーの流れが良くなれば、睡眠時間は大幅に減ります。2~3時間でも十分になったりします。
身体のエネルギーの流れは、心の状態、運動や食事などに左右されます。
つまりは、すべて繋がっているわけです。
以上、よりよい人生を送る一助となれば幸いです。
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