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定義、そして備忘録②

日々…

そうこうしている内に仲間も出来てグループみたいな事をはじめ、自分のカコジョのアカウントでグループ内一人3日から4日交代で日々3作品をつくっていました。もちろんそれ以外でも依頼があれば対応してました。最高に忙しかった時で一日に12作品を仕上げた事もありました。最初のうちは楽しくて、寝る時間を削って作成しました。でも、それがダメだった。
 だんだんと寝不足で精神的にも不安定になり些細な事でイライラし始めるようになっていったのです。
 今、考えてみると背景をお花の画像に差し替える事なんてコツさえつかめば誰でもできたのです。でも、それが気に入らなくて「自分の作品をマネしている」「馬鹿にしている」そう思うようになりInstagramの他のカコジョさんをブロックする率も高くなっていました。
 「裸の王様」です。その事に気がつかなった。
 そして、あの事件がおきます。「作品のいたずら書き事件」


終焉①

 寝てなくて、イライラで仲間以外は全て敵におもえてました。
終焉の序章が始まります。ある仲間のイベントを計画していました、作品製作のスケジュールもきっちり立てて準備完了となった時、そのイベントの作品のモデルさんが他のカコジョさんのイベントに参加していたのです。半ば専属だと思っていた私にとっては裏切り行為に思えて理由を問い詰めました。
答えは「自由にしたい」「縛られたくない」
そんなつもりはもともと無かった、縛っているつもりも強いているつもりもなかった、喜んで参加してくれているものだとばかり思ってた。
 私のイライラは伝わってました。すごく窮屈だったんだろうなぁ~と今になれば分かります。でも、その時は怒り心頭です。そのカコジョさんを仲間から外し、今まで掲載していた作品も全てアカウントから削除し数日後にはブロックしてました。
 そして、そんな事が波及し2人目の離脱者も出現。
もう、何がなんだかわけがわからず一番仲のよかったKさんと相談してInstagramを少し休む事にしてTwitterで苦手だった自撮りの勉強を始めていました。そのころ同時にリアルでもHTMLの資格試験が近づいてました。HTMLとは、ホームページをつくる際に必要な情報を打ち込んでいくというものすごく繊細な作業の繰り返しです。
 その試験の前日に事件はおきました。


終焉②

 今おもえば、Kさんの心遣いだったんだと思います。
作品の掲載を休止している私を気遣って、以前にお渡ししていた作品をTwitterで掲載してくれたんです。
 その画像はKさんの苦悩がコメント欄に書き込まれた時の自撮り画像とKさんのお気に入りの風景写真を一つの作品に仕上げたものでした。以前からお願いされていてようやく仕上げたすごく想いの詰まった作品でした。
 試験が近くてTwitterの掲載も休んでました。でも、親しくしてくださっている方々や仲間のツイートが気になってアカウントを新たにつくってそこから見てるだけにしてました。
 そこからKさんのツイートを見るとその想いの詰まった作品に映画のポスターに似せた書き込みがされてました。余裕のなかった私にとっては作品への「冒涜」「私への侮辱」「嘲笑」にしか思えなかった。
即座にその「書き込みのされた作品」の撤去をKさんにはお願いしました。
 もうもう、怒り心頭です。その書き込みをみて一緒に喜んでいた方々も含めて全員をブロックする気でいました。その事はKさんに止められてしなかったのですが、怒りはおさまりません。Kさんは自分のアカウントで以後このような事のないように警告までしてくれてました。「作品にいたずら書きをした方」「一緒になって騒いでいた方」も謝ってくれていました。
 そこで終わりにすれば良かったんです。怒りを鎮めて、自分も大人気なかったって対応すればよかったんです。
 でも、それが出来なかった。怒りにまかせて謝っているにもかかわらず責め立てました。
 それはきっかけだだったんだと思います。一番なかの良かったKさんとの仲が切れてしまいました。Kさんも我慢してくれてました、「裸の王様」の私につきあってくれてた。別離になる時にすべての想いを話してくれました。
なによりも、Kさんの姿を追いがためのTwitterになってました。
別離によってそれが出来なくなって、その時の私にとってTwitterのアカウントの存続の意義を無くしてアカウントごと削除しました。

「嫌われ者」「厄介者」「二度と関わりたくない人」=「ふうか」の始まりです。
(つづく)



 

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