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「愛」という呪いによって消えた城

突然ですが、江戸城って今ないですよね?
実は江戸城って、江戸時代の間に3回も火事にあって、再建も途中で諦められた(?)らしいんですけど、、、

3回目の火事って、俗称で「振袖火事」って呼ばれているんですよね。

先日祖母に「江戸城ってなんでないの?火事にあったのは知ってるけど」
と聞かれた際に調べたことや感想を書いてみようと思います。


振袖火事の逸話

ではまずなんで「振袖火事」と呼ばれているか。
振袖といえば、、、、そう。あの振袖。女性が卒業式とかで着る着物。
実は、振袖が火事の原因になったとか、、、

掻い摘んで簡単にお話しすると、

ある商人Aさんの娘さんが花見に行った際にある美少年に一目惚れをしました。その美少年を恋してやまなかった娘さんは、彼が着ていた衣服と同じ柄の振袖を作りましたが、1月16日に16歳で亡くなってしまいます。
(年齢は17歳ともいわれています。)
両親は娘の棺にその振袖をかけて、娘を弔います。

葬式が行われた本妙寺の住職は、一通りの法事が終わると、Aさんの娘の
振袖を古着屋に売ってしまいました。

その後、その振袖は別の商人に買い取られますが、その商人家の娘もまた、
最初の女性と同じ日に、同じ年齢でなくなってしまいました。
葬式は本妙寺で行われ、法事が終わると、住職は再び青の振袖を古着屋に売りました。

また別の商人家の手にわたるも、その家の娘さんも、前に挙げた2名と同じ年齢で、同じ日に亡くなってしまったわけです。

何かがおかしいと感じた本妙寺の住職は、法事が終わったらこの振袖を
焼き払くことにしました。

当日、経を読みながら振袖を火の中へと投げ入れたその瞬間、火が舞い、
乾燥した空気と大風の影響で火が燃え移り、江戸を焼き尽くす業火となったわけです(諸説ございます)


有名なセリフが、、、

と、ここまで話して私はあるセリフを思い出しました。
多くの人が知っているであろう漫画「呪術廻戦」の前日譚である
「呪術廻戦0」より、五条先生のこんなセリフ。

愛ほど歪んだ呪いはないよ

呪術廻戦0ー五条悟

まさにこの言葉の通りだな、と私は思いました。

はじめはただ純粋に異性を好いているはずだった。
それだけなのに。


あとがき

恋愛って怖いですね。
ついこないだ、私は中学の間3年間片思いしてた子に振られたばっかりだったので、わかるっちゃわかる。(笑)
高校では適度な恋愛しようかな、、、

読んでいただきありがとうございました!
他のものも読んでみてください!(少ないけど)

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