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ヒバ精油の効果効能とオススメブレンド アロマテラピー

自分用の覚え書きも兼ねて精油の効果効能や私の気に入っているブレンドなどを記しています。

今回は、ヒバについてまとめました。

精油の基本データ

本から得た情報をまとめています。私の感じたことは引用の形で記しています。

原料植物名
ヒバ

科名
ヒノキ科

主な抽出部位
枝葉

精油抽出法
水蒸気蒸留法

香調
ウッドノート
樟脳のような爽やかさと樹木の力強さが感じられる香り

ヒバ精油の香りは「ヒノキ精油よりもヒノキらしい香りがする」と言われることが多いです。個人的にはヒバ精油の方が力強くどっしりとした木材の香りがすると感じます。ヒノキよりも甘みが少なく木の主張が強いです。和を感じる香りながら鉛筆ぽさもあります。

香りの持続性
ベースノート

香りの強さ

香り自体はさほど強くないかもしれませんが主張が激しいです。ブレンドに奥行きを出すためにヒバを少量ブレンドしたはずがメインに躍り出てしまうことが多々ありました。木材らしさが強いためブレンドにはコツが必要です。

成分(一部)
ヒノキチオール、ツヨプセン、セドロール、β-ドラプリン、シャメールB、p-シメン

注意事項
高濃度での使用は敏感肌への皮膚刺激の可能性あります。初めて使う場合は少量から試した方が安全です。

また、妊娠中のご使用は避けてください。

精油の特徴

心への作用

ストレスを軽減させリラックスへと導きます。

・不眠症の改善
・緊張を和らげる
・ざわついた頭を落ち着かせる

身体への作用

抗菌力が高く風邪などの感染症を予防できます。

・菌の発生を防ぐ
・かびの発生を抑制する
・冷え性を改善させる

その他の作用

虫よけに効果的です

・ダニの繁殖を防ぐ
・蚊に刺されを防ぐ
・アリの侵入を防ぐ
・嫌な臭いを消す

こんな時に使いたい

・心を落ち着けたい時
・ゆっくり眠りたい時
・室内の空気を清潔に保ちたい時
・防虫をしたい時

気に入っているブレンドの組み合わせ

ヒバ×ユーカリ・グロブルス

どちらの精油も虫除け・抗菌作用があります。ヒバ精油単体よりも軽やかな香りがするのでルームフレグランスやルームスプレーにオススメです。

私はヒバ1:ユーカリ・グロブルス3でブレンドすることが多いです。

ヒバを増やすとよりガツンと力強い木材の香りになります。ヒバを一滴増やすだけでユーカリ・グロブルスの香りが感じられなくなることもありますので増やす際には気を付けてください。

ユーカリ・グロブルスを増やすとよりスッキリとした香りになります。ユーカリ・グロブルスだとスーッとし過ぎて甘さが足りない場合にはユーカリ・ラディアータを使用するのがオススメです。

ヒバ×サイプレス

両方ともヒノキ科の木から作られるリラックス効果のある精油です。ヒバ精油単体は朝日の差し込む森のような香りで清涼感と力強さを感じますが、ヒバ精油とサイプレス精油のブレンドは夜の森のような包容感を感じます。

私はヒバ1:サイプレス2でブレンドすることが多いです。ヒバの香りが重く感じる場合はサイプレスを増やしています。

思考がまとまらず寝付けない夜にこの香りを感じながら深呼吸すると徐々に頭が落ち着いてきます。考え事や悩みが堂々巡りしているときには、このブレンドを香りながら一息ついてみてください。


写真はフリー素材ぱくたそ様よりお借りしました。

参考文献
『aromatopia 169 日本産精油のはじめ方』フレグランスジャーナル社
『おもしろくて役に立つあたらしいアロマテラピー事典』 木田順子著(高橋書店)
『最新版 アロマテラピー図鑑』 佐々木薫監修(株式会社主婦の友社)

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