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ベルガモット精油の効果効能とオススメブレンド アロマテラピー

近頃、アロマテラピーの勉強のために精油の効果効能や自分なりに感じたことをまとめています。

今まで複数の本から調べていた香りの特徴や効果効能などのデータをまとめることで、知りたいときに見直しやすくなりました。

そこで、自分用の覚え書きも兼ねて精油の効果効能や私の気に入っているブレンドなどをまとめてnoteに記します。

今回は、ベルガモットについてまとめました。

精油の基本データ

本から得た情報をまとめています。私の感じたことは引用の形で記しています。

原料植物名
ベルガモット

別名
ベルガモットオレンジ

科名
ミカン科

主な抽出部位
果皮

精油抽出法
圧搾法

香調
シトラスノート
爽やかでややグリーンな印象の柑橘系の香り

酸味の少ない爽やかな柑橘の中にわずかな苦みと独特の痺れ感がある香りだと思います。

香りの持続性
トップ~ミドルノート

香りの強さ
弱~中

個人的には香りの強さはとても弱いと感じています。

成分(一部)
リモネン、酢酸リナリル、リナロール、ベルガプテン、ベルガモテン

他の柑橘類の精油とは成分が大きく異なり、香りにも複雑さがあります。

柑橘類の果皮から得た精油の多くは成分の70~90%程度がリモネンで占められています。しかしベルガモットはリモネンが30%程しか含まれていません。

代わりに鎮静作用のある酢酸リナリルが約30%、リナロールが約10%含まれています。

注意事項
光毒性あります。精油成分にフロクマリン類(ベルガプテン)が含まれているため、肌に使用する際には注意が必要です。

精油の効果効能

心への作用

弱った気持ちを優しく持ち上げる働きがあります。

・交感神経の活動を鎮静する
・心を明るく高揚させる
・不安の緩和
・緊張の緩和
・怒りの緩和
・神経性の不眠の改善
・不安定な情緒を安定させる
・うつ状態の改善

身体への作用

ストレス性の消化器系の不調に効果があります。

・殺菌消毒作用
・消化不良の解消
・腸内ガスによる不調の改善
・食欲増進作用
・子宮強壮作用
・鎮痛作用

肌への作用

吹き出物が気になる肌へのケアに効果があります。

しかし光毒性があるため、肌に使用する場合はフロクマリンフリーのベルガモット精油を使用しましょう。

・ニキビ肌・脂性肌への消毒・殺菌作用
・抗炎症作用
・抗感染作用
・口内炎の改善

こんな時に使いたい

・努力が実らずモヤモヤしている時
・イライラして怒りっぽくなった時
・批判的で相手に厳しくなっている時
・ストレスで肌や胃腸が荒れている時
・デリケートになっている時
・心がふさいでいる時
・不安でいっぱいになっている時
・物事をポジティブにとらえたい時

気に入っているブレンドの組み合わせ

私が使用して効果を感じたブレンドをご紹介します。

ベルガモット×サンダルウッド

どちらの精油も鎮静作用があります。うつ状態の改善に効果のある組み合わせです。

とてもリラックスできる香りなので、眠れない夜によく使用しています。

ベルガモット2:サンダルウッド1で使うことが多いです。そわそわした気持ちを鎮めつつ不安な気持ちを和らげてくれます。

ベルガモットの量を増やすと爽やかさが増して気持ちを軽やかにする効果が増す気がします。

反対にサンダルウッドを増やすとお香らしさが出て気持ちを鎮めて地に足を付ける効果が増すと感じています。

ベルガモット×ローズゼラニウム

どちらの精油も抗うつ作用があります。更に両方ともお肌の調子を整える効果のある組み合わせです。

幸福感のある穏やかな香りがします。私はスキンケアに使うことが多いです。

ベルガモット3:ローズゼラニウム2で使っています。夜のスキンケアに使うと穏やかな気持ちになり寝つきが良くなります。

ベルガモット精油の量を増やすと甘さが控えめですっきりとした香りに変化します。平常心を取り戻してニュートラルな気持ちになれる香りです。

反対にローズゼラニウムを増やすとフローラルな甘さが強くなります。気持ちが上向きになる香りです。 


写真はフリー素材ぱくたそ様よりお借りしました。 

参考文献
『アロマテラピー検定 公式テキスト 1級・2級』 日本アロマ環境協会編(日本アロマ環境協会)
『アロマブレンドデザイナー 公式テキスト』 日本アロマ環境協会編(日本アロマ環境協会)
『おもしろくて役に立つあたらしいアロマテラピー事典』 木田順子著(高橋書店)
『幸せを呼び込むアロマテラピー事典』 色映みほ著(毎日コミュニケーションズ)
『心理から自分にぴったりの香りを読み解く サイコアロマテラピー入門』 苑田みほ著(BABジャパン)

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