がまんは消耗品

こんにちは。平岡まおです。最近、息子のある振る舞いについて納得がいったので記事にしておきます。(※おしっこ関連の話題です)

息子は、特に1歳前後のとき、おしっこが溜まってくると乱暴になる傾向があったんです。

なぜだかよく分からなかったのですが、「がまん」という観点から息子の行為を振り返ってみてその理由が分かりました。

乱暴な行為というのは例えば、
・ディスプレイの鉢植えの中の砂利を取り出して床にぶちまける
・固いものを投げる
などです。
普段は、やらない、つまり、がまんしてくれていました。

がまんは消耗品だと、昔本で読みました。
彼は、おしっこをがまんしている間、普段がまんしている他の行為をがまんすることが出来なくなっていたのではないか、というのが最近思い至った結論です。

最近は、尿意に気が付くのが上手くなってきて、そこまで必死にがまんすることが減ってきたのか、乱暴な振る舞いは減って来ました。
(たまに、やたら積み木を崩してるな、と思ったら、おしっこだった、ということはまだあります)

やりたいことをやらない、っていうのは、確かに負荷を伴いますよね。
必要ながまんとそうでないものを見極めて、限りある資源としてのがまんを有効に使いたいな、と思いました。

昔読んだ本というのは、こちらです。
ダン・アリエリー著、櫻井祐子訳 『ずる――噓とごまかしの行動経済学』 (早川書房, 2014)
https://www.amazon.co.jp/dp/4150504156/人間の心理・行動原理に興味のある方にオススメです。

著者の方のTED講演も、先日見つけて面白かったので良かったらご覧ください。(日本語字幕が出ます。)
https://www.ted.com/talks/dan_ariely_are_we_in_control_of_our_own_decisions?language=ja
上で紹介した本の内容と一部被ります。

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