見出し画像

自分の「好き」を詰めた2020年のお節

明けましておめでとうございます。
2020年、そして令和も2年目を迎えましたね。

2020年のトレンドカラーはクラシックブルー、
食の傾向予測としては「健康志向」や「食品ロス削減」のようです。
普段トレンドはあまり意識していないのですが、年始はなんとなく調べてしまいます。だけど2月になる頃には全て忘れている。

ちなみに個人的な2020年のテーマは「好きなように生きる」です。

そのための第一歩として、従来通りのお節ではなく、
お節によく使われる縁起のよい食材を使いつつ、自分の好きな味だけで作ってみました。

今回のnoteには自分自身の備忘録を兼ね、
お節を作る際に参考にしたレシピや本、自分なりの工夫、改善点などを載せたいと思います。

一の重

画像1

1. 金柑の紅白ラペ
用意した食材は金柑3個、人参1/2本、小さい大根1/2本。
スライサーなどで千切りにした野菜に塩をしてしばらく置き、軽く洗ってから水気を絞ります。
あとは輪切りにした金柑を加えて、ホワイトバルサミコを大さじ1、オリーブオイルを大さじ1、味を見て塩味が足りなければ塩を足します。

2. かまぼこ
今回のお節では唯一の既製品です。甘くておいしい。

3. 蜂蜜とココナッツのごまめ
■参考レシピ:https://recipe.kirin.co.jp/a02940.html
これはかなりおいしかったです。ココナッツの風味が良い。
わたしはミックスナッツではなく、カシューナッツとくるみを使いました。

4. スモークサーモンと水菜の生春巻き
切った水菜、余っていた2色パプリカとズッキーニを置いて、その上にスモークサーモンと大葉を敷いて巻きました。
おかずカップにスイートチリソースを乗せてから生春巻きを並べています。

5. 黒豆の赤いワイン煮と生ハム、クリームチーズ
■参考レシピ(黒豆の赤ワイン煮):https://mayukitchen.com/boiled-red-wine-of-black-beans/
■参考レシピ(クリームチーズ和え):https://www.kurashiru.com/recipes/5c1fda9b-6ebc-4f1b-8f38-f9474cb50b7c
甘い黒豆は味があまり得意ではないので、赤ワイン煮にしてみました。品の良い風味で、ワインが進む味です。クリームチーズはチート。

6. 数の子のオリーブオイル漬け
■参考レシピ:https://oceans-nadia.com/user/11362/recipe/137001
数の子をオリーブオイル漬けにしたくて、探していたら見つけたレシピです。レモンの酸味が加わって、冬より夏に食べたい味でした。
成城石井の数の子、薄皮を剥く必要がなくて嬉しい誤算。

7. 叩きごぼうの唐揚げ、アンチョビバター
用意した食材はごぼう1本、バター10gくらい、アンチョビ1枚、パセリ。
まずはごぼうを詰めるのに最適な長さに切りそろえ、叩いてから半分に割きます。そして片栗粉をまぶして、多めにオリーブオイルを敷いたフライパンで揚げ焼き。
レンジで溶かしたバターへ、みじん切りにしたアンチョビと刻んだパセリを加え、ごぼうを温かい内に混ぜたら完成。
ただ、バターは冷たいと固まる性質なので、お節には向きませんでした。オリーブオイルにした方が多分おいしい。オリーブオイルも固まるけど、バターよりはいけそう。

8. メープル梅酢の花れんこん
用意した食材はれんこん半分。花れんこんにした後、酢を入れたお湯で茹でます。
梅酢大さじ2、メープルシロップ大さじ1を入れたフリーザーバッグに茹で上がったれんこんを入れて、色が染みたら完成。よい箸休め。

9. ガーリックシュリンプ
■参考レシピ本:若山曜子著「ハワイのごはんとお菓子のレシピ」
ココナッツミルクの風味が最高においしい。
こちらのレシピ本には基本のガーリックシュリンプの他、チリ味やバターレモン味なども載っています。パンケーキもおいしそうで、見ているだけで幸せになる。

二の重

画像2

1. たことケッパーのトマト煮
■参考レシピ:https://www.lettuceclub.net/recipe/dish/8010/
たこが柔らかくて、かなりおいしかったです。冷めててもいける。
今回はオリーブではなく、塩漬けケッパーを軽く塩抜きして使いました。ケッパーに塩味がついているので、その他の塩分は加えていません。スーパーでよく売っているケッパーは酢漬けなので、そちらを使う場合は塩を足した方が良いかもしれません。
たこの味が強くておいしいので、余った分はパスタにしました。

2. レモンオイル漬けブリの香草パン粉焼き
■参考レシピ本(レモンオイル漬け):ワタナベマキ著「漬けるおかず」
■参考レシピ(香草パン粉焼き):https://erecipe.woman.excite.co.jp/detail/5ea6f8b4a4840826da7e210fa37b32d3.html
お節に詰めるなら下味をつけたほうが良いかなと思って、レモンオイル漬けにしました。酸っぱい味は冷めてもおいしいから良かったです。

3. ローストビーフ
用意する食材は牛もも肉のかたまり、にんにく、余り野菜系。
塩コショウした牛肉を常温で1時間ほど置いて、赤ワイン、潰したにんにく、余っていたセロリの葉やにんじんの皮などと一緒にフリーザーバッグに入れて、57度で3時間低温調理。あとは熱したフライパンで表面に焼き目をつけます。
ソースは肉を漬け込んでいた赤ワインなどにバルサミコと醤油を加えて煮詰めました。
ご覧の通り、今回のローストビーフはかなり思いつきでやっています。

4. 鶏むね肉のプロヴァンス風テリーヌ
■参考レシピ本:渡辺麻紀著「キッシュとテリーヌ」
今回お節を作った中で、一番難しそうで一番億劫だったけど、一番達成感のあったものです。作り始めたら夢中でした。
鶏むね肉が信じられないくらい柔らかくてジューシーで、もうしばらく作りたくないけどまたきっと作ってしまいそうな味。
鶏ひき肉も使っているので、松風焼きの代わりとして作りました。

三の重

画像3

2色パプリカとズッキーニ、生ハムのキッシュ
■参考レシピ本(生地):L'OLIVIER著「キッシュ屋さんのキッシュレシピ」
■参考レシピ本(アパレイユ):渡辺麻紀著「キッシュとテリーヌ」
お察しの方もいるかもしれませんが、在庫一掃のためのキッシュです。キッシュはいつも、洋風の茶碗蒸しだなと思いながら食べています。
飾りのお花は余り生地を焼きました。かわいく出来てよかった。ずれないようにケチャップを敷いています。

最後に

以上が、わたしの「好き」だけを詰めた2020年のお節です。

自分が作らなくても、世の中にはプロが贅を尽くしたおいしいお節がたくさんあります。
また、自分で作ってみると分かるけど、自家製は案外お金がかかります。出来合いを買った方が安いことも多いし、何より自家製は量産されるので消費に追われてしまう。

それでもわたしがお節を作るのは、既製品より自家製が安心とかそういうのではなくて、単純に楽しいから。

何を作ろうと頭を悩ませているときも、好きな音楽を聴きながらのんびり料理をしているときも、次第に出来上がっていく過程に感動しながら詰めるときも、全部が楽しい。

今の時代、何かを自家製するというのは、時間的にも金銭的にもかなり贅沢なことだと思います。
その贅沢を、自分のために出来るというのはかなり幸せなこと。もちろん、食べてくれる人を思い浮かべながらのひと時だって贅沢なものです。

このnoteを見て、なにか1品でも作ってみたいと思ってもらえたら、こんなに嬉しいことはありません。

皆さまにとっても、2020年が自分の好きなように生きられる年でありますように。

おまけ

初めてお節を作ったのは昨年の2019年。こんな感じでした。(今年はごぼうを叩きすぎなかった)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?